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地域活動・メディア紹介2018年/ますち歯科診療室 MASUCHI DENTAL CLINIC
当院が掲載されている取材記事や、十勝歯科医師会で院長が担当した記事などを掲載しています。
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2018年12月 2018年9月ライオン・デントファイル取材
地域包括ケアシステム 歯科の役割
厚生労働省は高齢者が住みなれた地域で自分らしい人生を全うできる社会を目指す「地域包括ケアシステム」の構築を、2025年を目標に推進しています。歯科医療の現場では、このシステムにどのように関わり、どのような役割を担っていくべきなのでしょうか。
第3回(平成30年9月)
並列に意見を交わせる多職種連携がカギ
高齢者医療の増加は訪問医療マーケットを拡大し、医療の領域や枠組までも変えようとしています。大きな地殻変動の中で歯科医療に求められるものは何か、どう変化するべきなのか。「地域包括ケアシステム 歯科の役割」3回目は、早期から訪問診療に取り組み、帯広市地域包括支援センター運営協議会委員のご経験など、地域の課題に対するご見識も豊富な、ますち歯科診療室の増地裕幸院長にお話しを伺いました。
増地 裕幸
略歴:1993年徳島大学歯学部卒業。1997年ますち歯科診療室を開設。十勝歯科医師会帯広会幹事、十勝歯科医師会理事、帯広市地域包括支援センター運営協議会委員等を歴任。
超高齢社会で拡大する歯科医療のニーズ
当院開設前、私は帯広にある他の歯科医院で5年間勤務していました。その医院では訪問診療を行っており、当院を開設する際も訪問診療を当然の流れとして行ってきました。その経験の中で実感したことが、口腔の問題を抱えているが通院できず、在宅等で療養されている方が多数存在することです。
超高齢社会のわが国では、健康寿命の延伸を大きな目標としています。加齢による衰えは避けられないものですが、口腔機能・環境の改善、維持により感染症を予防し、食支援が日々の楽しみとともに低栄養の予防につながります。それらが健康寿命と密接に関与する以上、歯科医療の責務、そしてニーズは今後拡大するでしょう。したがって訪問診療の必要性もますます大きくなります。医院完結型ではない訪問診療は、多職種の方との接点が増えることや地域の問題に直面することで、歯科衛生士や歯科助手といったスタッフにも「医療人」であるという意識の向上が生まれると感じています。そのことは外来診療の奥行を広げることにもつながるのではないでしょうか。是非、多くの先生方やスタッフの方々に、地域のニーズに対して行動する歯科医療の輪を広げてほしいと思っています。
訪問診療に歯科医師が抱える問題点
十勝歯科医師会で在宅歯科推進事業を担当した際、まず訪問診療未経験の先生方の意見集約を行いました。そこでは、訪問診療は敷居が高いとの意見が多数でした。訪問診療に取り組むにあたっての多職種とのコミュニケーションスキル、外来診療の中での時間捻出、医院のマンパワーの有無、保険算定の知識、スタート時の機材等への投資、疾患を抱えた患者さんの診療における偶発症等のリスク、それらが原因として多く認められました。
そこで、まずは訪問診療への取り組みのハードルを下げるため、実際の症例では義歯対応のケースも多く、ハンディモーターで対応できるケースも少なくないことをお伝えし、その上でキュアのあと、口腔ケアで地域のサポートを継続する事を推進事業のテーマとしました。
また難症例等では、十勝歯科医師会にある在宅歯科医療連携室の機能を利用し、引継ぎ対応できる歯科医師につなげる「歯科歯科連携」を周知、また訪問での対応の幅を拡げるため、摂食嚥下の勉強会なども続けました。何よりも目指したことは、皆で地域を守る意識の共有化です。具体的な問題はまだまだありますが、意識の広がりは確実に生まれつつあると思います。
十勝地域における地域包括ケアの状況
十勝・帯広は畑作地帯が続く広大な地域で、遠距離の問題や冬期の道路事情などが在宅訪問のハードルを高める一因となっています。また、地域特性として高齢者の方が望む最期の療養先は、病院・施設が大半を占め、在宅療養の希望は少ないと言われています。
そこで行政では、地域ケア会議や多職種研修会、住民対象の講演会の実施による周知、また十勝歯科医師会でも地域への情報発信、会員内の研修会、多職種対象の研修会などを重ねています。また地域の例としては、十勝医師会でのITを利用した多職種間の患者情報共有への試み、近隣の医療介護機関有志で構成された民間の包括ケア協議会の活動、各地域でのケアカフェの開催も増えています。
民間主導の地域連携組織「十勝連携の会」
地域包括ケアシステムは「街づくり」という言葉を耳にします。安心して住み慣れた地域で自分らしく人生を過ごす。しかし各地域にはそれぞれの地域性があり、全国で一意的なシステムを構築しても意味がないと思います。その地域に住む人々が知恵と汗を出し合い、その地域に合ったシステムを作ることがポイントではないでしょうか。そのためにも、連携する専門職間では、並列に意見を言い合える、顔が見える仲間であるべきです。私が参加している「十勝連携の会」は、地域の課題に問題意識を持った医療・介護・福祉職の有志が企画運営する民間主導の組織で、「看取りの作法」というパンフレットの作成配布や、在宅療養の周知を目的とした寸劇による啓発など活発に活動しています。多職種に渡るメンバーは、自分の仕事をしながら手弁当で参加しており、まさに並列に意見を交わせる仲間です。また、この活動は関係各機関や行政も動かし成果を上げています。何よりも関わる人々に熱意があります。地域包括ケアを考えるとき、これは大切な要素だと思います。
地域包括ケアにおける歯科の役割
地域包括ケアシステムにおける歯科の役割は、訪問診療実施の有無に関わらず、地域で求められている責務を理解し、歯科医療者としてできることを実践し、社会に寄与することだと考えます。特に早期のオーラルフレイル予防を外来で啓発・実践していくことを重要視しています。その輪が広がることで、地域住民の口腔に対する意識変革にもつながるのではないでしょうか。またオーラルフレイル予防は、乳幼児期での口腔機能・環境の発達、育成から考えていくべきだと思っています。幼児期からの食生活事情を考えるとき、現代の軟食文化に慣れ親しんだ子供たちの未来はどうでしょうか。それを見据えてどう支援していくかも、私たちの重要な仕事だと考えます。
医療介護の世界では、口腔ケアの重要性や低栄養に対して口から食べることの重要性は、すでに当たり前になっています。近年では、がん治療等での周術期口腔管理や糖尿病をはじめとする口腔にかかわる病巣感染など医科歯科連携の更なる推進も言われています。また行政との連携も地域の中で医療を進めるには必須であり、乳幼児、学校、成人の各種歯科健診、介護認定審査委員会、地域ケア会議の参加など、行政と顔の見える関係性の構築は、ますます重要になるでしょう。歯科に限らず、各専門職にできることには限界があります。だからこそ、横の連携が必要不可欠です。地域の状況をよく認識し、ニーズに対してフットワーク良く連携しながら責務を果たすことが我々には求められていると思います。
自分は医療人であり、そして地域住民である、その当たり前の感覚が地域包括ケアシステムを構築する上で大事な感覚ではないでしょうか。
2018年12月22日 当診療室忘年会
当診療室の忘年会を開催。
土曜昼最後に訪問診療で往復し、午後より睡眠研究会出席をこなした後の夕方から忘年会突入と、我ながら無茶ブリ展開!
会場は、市内の居酒屋「大庄水産」にて。
職員の方々へ1年間の労をねぎらい、そしてかなり砕けた空気感で院長としては良かったのでは?と勝手に思っているが・・・とにかくさほどの反省なし。
その後、スタッフ有志と二次会に流れる。
会場は、ホーム?でもある市内の居酒屋「だんらん亭」へ。
居酒屋はしごだったが、患者さんでもあるマスターと我が方が、あまりにホーム過ぎて・・・
いずれにしても、どうもお疲れさまでした!
2018年12月22日 十勝睡眠歯科研究会の立ち上げ
十勝睡眠歯科研究会の立ち上げ研修会に参加した。会場は、市内のつがやす歯科医院研修室にて。
今回は、睡眠歯科診療で活躍される札幌市の巣山先生を講師に
「睡眠時無呼吸症に対してのオーラルアプライアンスによる治療」をテーマに講演いただく。
閉塞性睡眠時無呼吸症での治療は、就寝中マスク装着にて気道に陽圧の空気を送り込むC-PAPが第一選択とされるが、それが適さないケースも存在する。そこでマウスピースであるOA(オーラルアプライアンス)の口腔内装着によって下顎を前方に持って行き、臥床時の舌の後方への沈下による気道閉塞の改善を行う。呼吸器内科等での診断後の依頼でOA治療を進める事は、保険収載されているのだが、装置製作の勘所やどのくらい下顎を前に出すのか、そしてその装置が効いているか否かの検査評価に縛りが有るのが、現実的な問題点となる。
講演後の質疑で活発な意見交換がなされたのは、試行錯誤も含めた取り組みで現実的なニーズに対応する仲間の輪ができそうな予感が!
顎の劣成長や歯列狭窄による舌の運動エリアの狭小化、日常の緊張によるかみしめ癖の延長での舌の後方位による気道の閉塞への対症療法は急務なのだが、そうなる前の予防に取り組むことが必要と私は考える。
具体的なポイントは、乳幼児期から小児期の口腔機能発達不全に対しての健全な口腔機能・環境の育成への取り組み、成人期の口腔の緊張・荷重を緩和する取り組みとして、特に前者の乳幼児期からの実践、まさに「鉄は熱いうちに打て」は、人づくりにも通じ当診療室の責務と考える。
今回の主催者である栂安先生の挨拶にもあったが、昨年11月山口県岩国市での日本睡眠歯科学会に先生と一緒になり、「十勝でも是非勉強会をやりたいね!」と話されたのが、今回の立ち上げの発端だった。という事で先生より「研究会世話人として宜しくね!」という流れになったが、少しいい風が吹く一助になれればと思う。
その風が地域の閉塞を緩和・・・何だかc-papみたいな話であるが・・
2018年12月21日 十勝歯科医師連盟懇談会
所属の十勝歯科医師連盟の忘年会に出席した。 会場は、市内の料理店「はげ天」にて。
十勝歯科医師連盟は、地域での歯科医療の寄与推進のために政治的な働きかけを行う組織である。いかに地域の方々への意義ある保健活動を声高に言っても、現実的に行政が動かなければ地域での実践に結びつかない事は多い。そこは政治的な力が必要という事だ。
昨春、歯科医師会の会員が帯広市議となり、歯科医療を初めとする医療介護福祉の行政への働きかけのルートができたのは画期的なこと。
今回は、折角の機会という事でS道議会議員を招聘し、意見交換懇談となる。今年の総括と、来年を見据えて政治家の先生と現場の我々で意見をまじわす、かなりいい感じかと。
忘年会シーズンも佳境、大分お疲れもでているが、気を引き締めて!
2018年12月18日 スタディグル―プ火曜会忘年会
所属のスタディ「火曜会」の月一例会に参加。 今回は忘年会となり、会場は市内の飲食店「蔵戸」にて。
今年を振り返り、わいわいとエビス琥珀ビールを経て日本酒へ!
来春には、例会発表の順番が回って来るが、任務に当たりたいと思う。
今年も一年間お世話になりました。
その後、内輪で2次会「だんらん亭」で反省会?
(あの、反省しないやつね!)
2018年12月14日 医療法人博愛会グループ忘年会
当診療室が医療連携頂く医療法人博愛会の忘年会に出席。
会場は、市内の北海道ホテルにて。
開西病院を基幹病院として十勝、札幌での介護施設・事業所をグループとする博愛会は職員数700人を擁し、忘年会場にも多くの人数の参加となる。冒頭の挨拶でH理事長の言葉には、1年間の職員・関係者の方への感謝が込められていたのが印象的であった。当診療室も今年1年間入院、入所患者さんの口腔のサポートをさせていただいたが、来年もまた心新たに責務を果たしたいと考える。
例年の各部署の余興は、いつもながら完成度は高く、また今回会場内をドローンが飛び撮影するという演出もあり、思わず見上げて手を振ったりして・・・
今年もどうもお世話になりました!
2018年12月12日 Y内科クリニック忘年会にて演奏を・・・
バンドメンバーでもあり、糖尿病と歯周病の調査で連携もする糖尿病専門医のY先生のクリニックの忘年会に出席。
会場は、クリニックに隣接するYホールにて。
このホールは十勝の牛舎をイメージしての作りで、内科での市民講座や、他団体への貸し出しにて映画上映会なども行われるホールだが、今年よりクリニックでは理学療法士さんの勤務もスタートし、リハビリ指導の施設としても展開していると聞く。
今回、昨年に続いての参加となるが、途中でバンド演奏を。
楽曲は、
- フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
- エブリシング
- ラバー・カム・バック・トゥ・ミー
- スターダスト
- スイングしなけりゃ意味がない
- ジングルベル
- (予定外のアンコール)ルート66
2回のみの練習で、少々心配な所もあったのだが、本番が一番の出来となった様な。事前の“ビール潤滑剤”が功を奏したのか、本番に強いのか、ハタマタ出来が良かったと錯覚しているのか…
ま、何とかなるもので!
余興では、職員の方の今年のヒット曲「USA」の披露を!ダンスの最中に「オモシロ芸」を挟んだのが絶妙で、そちらも場内からアンコールが!
バンドメンバーとの2次会では、市内の音楽パブ「ブギーナイツ」にて、そこでも演奏を!
完全にエネルギー放電…
2018年12月11日 帯広養護学校へ訪問
学校歯科医として担当する道立帯広養護学校へのお昼の歯科訪問に当診療室のT歯科衛生士とともに出動。
協力歯科医の先生のお手伝いも受けて、2学期から隔月で学校訪問を行い、給食風景の観察や教員からの質問への対応そして検診業務を行う。
保健教諭の先生との連携もスムーズであり、学校とはとてもフレンドリーな関係で有りがたいものである。
今年も大変お世話になりました。
2018年12月7日 見える(かもしれない)事例検討会
多職種有志の会である十勝連携の会主催の「見える(かもしれない)事例検討会」に参加。
会場は、市内のグリーンプラザ会議室。
地域包括支援センターのケアマネージャーが持ち寄る実際の事例を、参加者の質問等によってホワイトボードに情報を書き加えていく「マインドマップ」が完成されて行き、事例の細かな見える化がなされ、それから課題に対してのアクションプランを見いだす仕組みで、全国共通の手法となっている。
今回は、歯科医師の参加が3名と、快挙!
多職種の視点を学ぶ事は、自身の視野の拡大にもつながる。
終了後、会場近隣の居酒屋「いろはにほへと」に場所を移して忘年会に。
ざっくばらんな横のつながりでの有意義タイムだった・・・
2018年12月5日 十勝歯科医師会写真部忘年会
所属の十勝歯科医師会写真部(通称:TDPC)の忘年会に出席。
会場は、市内の中華・タイ料理店「潮華」にて。
気心知れた仲間が、わいわいと1年間を振り返りグラスを傾けた。
例年と同じく、会員の持ち寄った風景から臨床までのスライド投影を酒の肴に、盛り上がっての忘年会に。
今年もお世話になりました!
2018年11月30日 十勝歯科医師会帯広会忘年会
十勝歯科医師会帯広会の忘年会の運営を担当。
会場は、市内のホテルグランテラス帯広にて。
幹事は歯科医師会ハッピを着ての、何だか「歳末商戦ガンバろ~!」みたいな雰囲気に。
昨年に引き続き、余興での歯科医師会の歴史スライドを酒の肴に?供覧し、トークで盛る形式を実践。先週からの予定がタイト状態で、準備は突貫工事だったが、何とかなるものである。締めに集合写真を撮って、多数の有志で2次会の延長戦へ・・・
参加の皆さん、満足していただけたでしょうか?
2018年11月29日 日本成人矯正歯科学会ウエブセミナー
日本成人矯正歯科学会の秋季セミナーをウエブ受講として帯広会場で参加した。東京会場をメインとして、大阪、名古屋、岡山、函館、そして帯広をウエブ回線でつないでの開催となり、地元のF先生の尽力でここ帯広にも会場が設営となっている。その会場は、十勝歯科医師会館会議室にて。実は学会非会員だけど、毎回参加して・・・
今回のテーマは、「リンガルワイヤー矯正治療」で、基礎編と治療編を2名の講師が講演した。いわゆる歯牙の裏側にブラケットを装着してのワイヤー治療であり、通常の歯の前面にセットする「ラビアルワイヤー治療」とは対壁に位置するものだ。自身の治療では、その域に到達するものでも無いのだが、知識の研鑽の機会となった。
終了後、F先生、k先生とお疲れさん会を!
私は単なる受講者でその点では、疲れても無いのに・・・
どうもありがとうございました。
2018年11月29日 てんむすの会幹事会
十勝管内の医療介護福祉行政有志で構成される「十勝連携の会」通称てんむすの会の幹事会に出席。会場は、開西病院大会議室にて。
今回は、9月の北海道東方地震で延期となった全国ホスピス研究会帯広大会が来年2月に開催され、そこで地域劇公演を行うことが確認された。劇団員?が踏む「板」は、延期となった十勝プラザレインボーホールから帯広文化ホールの小ホールに決定!小ホールと言っても、レインボーよりキャパが大きく、成長するとは何ぞや?みたいな感じだが・・
また、札幌のJICAより職員の方がいらして、てんむすの会へのインタビューも行われた。内容は、道内で地域共生社会のための活動をしている団体を取材してそのとりまとめを行い、国内での発信と東南アジアの地域との連携、教育に生かすのが主旨と聞く。
そこで自由な語りあいとなり、てんむすの会の成り立ちなどを聞いた。私がこの幹事会に参加するきっかけとなったのは、歯科医師会の在宅事業担当者であった時に「多職種連携の推進」のためという少々内向きの算段もあるものだったが、参加しているうちに地域の「街づくり」のために手弁当での協力をいとわない方々の心根の優しさや広さに感銘していったのだ。そして公職を退いた後も、微力でもお手伝いのスタンスになっている。歯科医師会との懸け橋の役も忘れてはいないが、その橋を渡ってきてくれる人が・・・
で、机になぜかお菓子やら・・
2018年11月24日 日本睡眠歯科学会学術大会 2日目
昨日より参加の日本睡眠歯科学会学術大会の2日目となる。朝夕は、茨城も結構寒い。(凍てついてはいないが)
今回の大会テーマは、「2018:a sleep odyssey 2018年睡眠の旅」・・・宇宙じゃ無く、睡眠の方ね。
朝一のシンポジウムでは、「小児の睡眠時無呼吸症候群」に対し、耳鼻咽喉科の治療戦略、矯正歯科から顎骨の拡大治療、またMFT(筋機能療法)による機能と形態の調和、鹿児島大学小児歯科から上気道流体シュミレーションを用いての閉塞原因部位特定の発表を聞く。顎骨、歯列の側方拡大や、前方発育誘導は、当診療室でも必要なケースで積極的に取り組んでいるが、今回は様々な知見を得られた。
茨城県立こころの医療センターの医師である土井先生の教育講演では、「歯科医療に期待するー過眠を呈する若年者」のテーマで、若年者の睡眠障害、上気道閉塞とCo2貯留についてのお話を聞く。睡眠障害による発達障害の診断も少なくないと申され、歯科医療への熱いメッセージが会場内に響いた。講演内容も、ハートも素晴らしい。
午後からの特別公演では、「睡眠覚醒の謎に挑む」と題し、覚醒系をつかさどる神経ペプチド「オレキシン」研究の第1人者である筑波大学医学部柳沢教授による講演だった。マウス8000匹以上の脳波を測定し、睡眠覚醒異常を示すマウスを選別し、原因遺伝子変異を同定する研究を徹底的に行って、その解析を進めているとのこと、近い将来のノーベル賞研究を少し垣間見ることができた。さすが筑波大学、おそるべし!
2日間の大会参加も無事終了し、秋葉原まで移動。その後息子は夜行バスにて徳島へ戻る。さて、勉強になったかい?
2018年11月23日 日本睡眠歯科学会学術大会 1日目
凍てつく早朝、帯広よりバスにて帯広空港へ向かう。本日より2日間の日本睡眠歯科学会学術大会に参加するために、茨城県つくば市の国際会議場へ。日本睡眠歯科学会は、日本睡眠学会の関連学会であり、睡眠障害そして閉塞性睡眠時無呼吸症にアプローチする全国の歯科医療者で構成され、内容は多岐にわたる非常に興味深い学会となる。
羽田空港よりモノレールとJRを乗り継ぎ秋葉原に。そこよりつくばエクスプレスにて約50分で学園都市つくば市に到着する。今回の学会には、まだ学部生ではあるが、知見を拡げてみないかと徳島より息子も合流しての参加となる。勉強しなさい!という感じ。
1日目は午後からのスタートで、大学歯学部の研究者や、睡眠医療に取り組む呼吸器内科、耳鼻科医師を演者に「臨床睡眠検査」、「口腔内装置の作製の実際と治療」、「医科歯科連携の取り組み」などを拝聴。
夕方終了後、つくば市より路線バス移動で、宿泊する土浦市へ向かう。常磐線沿線で、ホテル階下より眺めると霞ヶ浦がすぐそこにあり、多くの船が係留していた。夜は、お隣石岡市に居る大学同期の友人N君が合流して、私と息子とで焼き鳥屋での懇親会を!
「学生時代にお父さんにカレーをごちそうになったよ!」とか言われて。
そうそう、私のシーフードカレー(エビのみ入って勝手にその名称?)は、結構友達に振舞っていた感じだったな・・・友人と息子が話しているのを横で観ているのも、何だか感慨深い夜だった。
2018年11月22日 歯科衛生士科学生実習〈2〉スタート!
一昨日学生実習〈1〉が無事終了したが、本日より帯広コア専門学校歯科衛生士科2年時の新たな学生2名を受け入れ、学生実習〈2〉がスタート。
3週間1クールの学生実習だが、今回は最終第4クールにあたり、こちらもしっかりと指導していければと。前者の2名への指導内容と整合性を取りながらも、臨床現場において臨機応変に勉強して頂きたい。
対応するスタッフのみなさんともども、宜しくお願い致します!
2018年11月21日 福祉行政・歯科協議会
帯広市の保健福祉部、こども未来部と十勝歯科医師会との協議会に参加。
会場は、市内のはげ天にて。
担当者での事前協議では、介護認定審査、乳幼児予防歯科事業、オーラルフレイルの予防について、高齢期、小児期への対応などの意見交換と認識の共有を計る。その後は座敷にうつっての懇親会となったが、私とN幹事とで酒の肴であるが、折角福祉行政の部長以下現場の担当者と一緒の場という事で、戦略的な側面を持ってスライドプレゼンを行う。
前段の私は「小児の口腔環境・機能の育成について」と題し漫談?を。
つづいてメインにN幹事の「フレイル・オーラルフレイル予防」でお話しとなった。
前段なのに、なぜか時間は押した・・・
1日の食事時間と咀嚼回数の時代の推移による変化のグラフで、弥生時代は食事51分間のデータに対して、弥生の家族の会話(推測)ネタに少々時間を割き過ぎたのも要因か?裏の倉庫のネズミガエシの角度調整など、自身では楽しい時間だったが・・・
2018年11月19日 三師会講演会
帯広市医師会、十勝医師会、十勝歯科医師会、北海道薬剤師会十勝支部よりなる三師会の講演会に出席。会場は、主幹の十勝歯科医師会館にて。
今回のテーマは、「子どもの健康」について各分野の先生の講演が行われた。小児科の先生より子供の感染症の説明は、興味深い内容だった。今、妊婦の風疹罹患による乳児の先天性風疹症候群の話題がクローズアップされているが、その当たりのおさらいにもなった。
その後同会場での懇親会には参加せず、1階会議室で今週の行政との協議会でのプレゼンの確認作業にうつる。
上ではお酒を飲んでいても、下では・・・
2018年11月17日 高校十勝地区同窓会
高校の十勝地区同窓会に出席。会場は、同窓生が経営する市内の「平和園」にて。今回は、函館より母校の社会科地理で教鞭をとられたN先生を奥さまと一緒にお呼びしての懇親会となった。
先生の特別講義は、「地理」の話では無く、「人」のつながりの話だった。母校の精神に「ファミリースピリット」がある。先輩後輩の時は違えど同じ学舎で机に向かい、そして同じ寮で生活をした仲間達の「スピリット」は、通づるものが有る。先生曰く、「中でもこの十勝同窓会のアットホーム感は、素晴らしい」とおほめの言葉で結ばれた。
今回の出席者は32名と、室内も寿司詰め(イモ洗い風?)のびっちびちな中で、和気あいあいと歓談の輪に花が咲いたのも楽しいひと時であった。寮の100人部屋を彷彿とするのも男子校的でよいのでは?
2018年11月15日 帯広会打ち合わせ会
診療後、十勝歯科医師会館へ移動。十勝歯科医師連盟の会合後、歯科医師会帯広会のN幹事と来週の福祉行政との協議会内でのスライドプレゼンの打ち合わせ会を行う。懇親会内での余興的プレゼンだが、行政参加者に対してのしっかりとした戦略を持って臨む。
テーマは、小児期の口腔機能の発達不全と高齢期の口腔機能低下で、私は前者を前段として行い、後者をN幹事が担当。だんだんとN幹事のやる気を感じ、私も相応の姿勢で臨みたい!
結構いい懇親会になりそう・・・
2018年11月14日 圏域ケア会議
帯広市には4つの圏域に分けてそれぞれ地域包括支援センターが設置されているが、当診療室が位置する圏域の圏域ケア会議に参加した。
主催は、その圏域を担当する「地域包括支援センター愛仁園」で会場は、森の里コミュニティセンター体育館にて。今回の会議では、地域の医療介護福祉に携わる専門職が多数参加し、6人ほどのグループとして着席し、課題に対しての意見を自由に出し合う活気のある会議となる。
会議の内容は、帯広市に上げられ施策として反映される可能性もあるとのことだが、仕組みや枠組みを作るのは行政だが、そこに存在する一人一人の人達の「想い」や「やる気」が、地域の原動力になる事は間違いない。この活気が、それを体現していると深く感じた。
2018年11月12日 ケアカフェとかち
多職種有志よりなる十勝連携の会主催の「第24回ケアカフェとかち」に参加した。会場は、市内のグリーンプラザ会議室にて。
今回は、十勝歯科医師会に設置されている十勝圏域在宅歯科医療連携室のW歯科衛生士によるテーマ「ある食べられない方の支援を通じて」と題して事例供覧をした後、グループワークにて意見交換を行った。 ざっくばらんに多職種間での話し合いも、コーヒーを啜りながらリラックスした環境でとても良い感じだった。一昨年まで歯科医師会での在宅事業にかかわったものとしては、一会員としても尚事業の地域での進展を願うばかりである。衛生士さんたちにはいつもお世話になっています!
2018年11月11日 「いい歯の日 市民健口講座」
「いい歯の日 市民健口講座」に参加した。テーマは、「歯周病と禁煙について」。会場は、市内十勝プラザ視聴覚室で、市民の方と会員が一緒になって受講した。
会場では、1階ホールでボディビルの発表会で賑わっていて、また同じフロアのレインボーホールでは、帯広市PTA連合会の周年事業が行われた中での、こちらは視聴覚室でまとまった感じに・・・
1部では、医師の立場から十勝いけだ地域医療センターの副センター長である長田雅樹先生を講師に「タバコと禁煙について」を演題に講演が行われた。
喫煙による健康被害について疫学的な研究の紹介を挟みながらわかりやすいお話しとなり、熱心な市民の方の質疑も良かった。タバコには人体に対して有害物質も含有されており、がんや循環器系のリスクなどを海外のタバコのラベルには、それを啓発するショッキングな写真を掲載している。その点日本のタバコでは文字での説明にとどめられて、その対応はどうなのか?という問題提起や、ニコチンによる脳内物質ドーパミンの放出による多幸感への連用性の問題、そして禁煙外来での保険対応や社会の中での受動喫煙の問題なども考える機会となる。
2部では、歯科医師の立場から北海道医療大学の長澤敏行教授を講師に「喫煙が歯に及ぼす影響」の演題で講演され、喫煙による歯周病の悪化や、喫煙、歯周病の進行が、共に血管の閉塞性疾患バージャー病のリスクとなる研究の紹介などのお話しをされた。
受動喫煙、副流煙の家族間の問題も患者さんの診療にあたる時に確認や説明をしなければならないと今回強く感じた。
十勝管内にいるのだが、久しぶりに勤務医時代の同僚のK先生と再会し、結構お話しできたのも良かった。
がんばりましょう!
2018年11月10日 帯広市多職種連携研修会
帯広市保健福祉部が主催する「多職種連携研修会」に参加した。
会場は、帯広市役所大会議室で、市内の医療介護職の方々が100名ほどの参加となった。
1部は、おとふけホームクリニックの院長である阿部郁代先生を講師に「かかりつけ医と多職種で支える在宅医療」の演題で講演を聞く。
事例の説明に合わせて先生の医師としての想いを添えられ、現場の患者さんはもとより家族、携わった職種の様子を共感することができた。
最後のケースでは、先生自身の家族の介護体験もお話しをされたのは印象的であった。私の両親は既に他界し、介護する間もなく逝ってしまった経験を持つが、家内の両親は健在で他の兄弟とともに娘として何ができるか、また何をしなければならないのかを最近特に話す事が多い。夫としても遠方なのでできる事も限られているが、サポートする心づもりでいる。親は居るうちが花なのだ。
「いつまでもあると思うな親と金、無いと思うな運と災難」
昔、おやじがよく言ってた言葉を想いだす…
2部はグループに分かれて「自分の母親が独居で大腿骨骨折後の退院からの生活をどう子どもとして考えるか?」というテーマに対して、グループワークとなった。こちらも勉強になった。
こういう土曜の午後も良いな~
2018年11月8日 医療管理セミナー
十勝歯科医師会総務部主催の「医療管理セミナー」に参加した。
札幌の田中特定社会保険労務士を講師に、演題は「働き方改革での実務」、会場は十勝歯科医師会館講堂にて。
法律改正による来年4月からの労務管理の注意点など、かなり重要な内容だという事を理解した。受講者少なくて、大丈夫?
2018年11月6日 学校保健・歯科連絡協議会
帯広市教育委員会と十勝歯科医師会帯広会とで行われる「学校保健・歯科連絡協議会」の運営を担当。
会場は、市内アパホテル帯広駅前にて。
教育委員会参加者は、教育行政の部長以下担当者、学校保健会会長、市内の小中学校校長会の会長の方々で、連絡協議会前には担当者間で事前協議として、小学校でのむし歯予防でのフッ化物洗口事業の展開他いくつかの議題を協議、その後の連絡協議会にて報告を行い、懇親会では意見交換の様相と、当会から「オーラルフレイル予防と学校教育」の演題でK幹事がプレゼンを行った。
懇親の先には、着実な実務が伴わなければならない。
2018年10月31日 学生実習(前半)スタート!
本日より当診療室で帯広コア専門学校歯科衛生士科2年生2名の学生さんの3週間の臨床実習の受け入れスタートとなる。4つの医療機関での実習の3番目だそうで、学生さんも所違えば・・・もあるだろうが、こちらとしては、しっかりと勉強して頂くように対応したい。
実習受け入れは、私も含めてスタッフの皆さんにも良い機会になるのではないだろうか?
まあ、楽しく3週間を!
終了の頃には車のタイヤは、冬タイヤに代わっているな~
2018年10月31日 介護認定審査講習会
十勝歯科医師会帯広会主催の介護認定審査講習会の運営を担当。
講師をY先生に、会場は十勝歯科医師会館会議室にて開催。昨年度より帯広会幹事を担当して、春秋開催のこの講習会の運営に携わるが、連続4回Y先生に講師をお願いして・・・
以前より帯広市介護認定審査会幹事の職にある先生の解説は、わかりやすく講師に適任。また勤務医時代の後輩なのもあり、いつも快く引き受けてもらって有難うございます。(又、埋め合わせを?)
受講の先生たちは、11月からの審査会委員を宜しくお願い致します!
2018年10月29日 糖尿病性腎症重症化予防プログラムセミナー
糖尿病性腎症の重篤化予防のための医療と行政の連携プロジェクトのセミナーに参加。主催は、協和発酵キリンで会場は市内の北海道ホテル。
愛知健康センターの津下先生を講師に、演題は「糖尿病性腎症重症化予防プログラムのポイントと評価」で行われた。
糖尿病の悪化による腎障害を引き起こす例が問題視され、その中で人工透析や腎移植が必要とされる例も少なくない。このことは本人の人生についてのみでなく、医療費の高騰にも大きく関与している。そこで、治療を中断してコントロールがなされていない人たちへの医療情報(レセプトでの把握が可能)で抽出された人たちへ行政から治療の勧奨や、指導を行い腎障害の悪化予防が今後試みられる事に、ここ十勝でもなる。
糖尿病の悪化因子の一つとして、慢性的な歯周疾患が有り、歯科医療においても患者さんの糖尿病進行の予防に一役担う事が求められている。
今回セミナーの参加で、全国的に推進され始めているプログラムの概要を理解できた。
2018年10月27日 北海道大学同窓会学術講演会
土曜夕方より、北海道大学歯学部同窓会学術講演会に参加。今回は十勝歯科医師会の後援より、非同総会にも門戸が開放されての出席。
講師は、北海道大学大学院歯学研究科教授で、学部長でもある八若保孝先生、演題は「小児における口腔機能発達不全症について」
会場は、十勝歯科医師会館講堂。
今春より、小児の口腔機能発達不全症の病名が保険収載された。我が国において、高齢期の口腔機能低下症とともに、小児期の発達不全に対しての対応が必須となっていることを意味している。
これからの人生を送るにあたっての身体づくりとともに、未来を担う子供たちが背負っていく我が国の行く末に寄与すると言っても過言ではないだろう。
当診療室での大きなテーマとして、取り組む所存。
2018年10月25日 DUSセミナー
歯科材料ディーラーのDUS社主催のセミナーに参加。
テーマは、この春より保険収載された「口腔機能低下症」。この診断のための検査機器について、製造元の歯科メーカーGC社の説明がなされた。会場は、市内の十勝プラザ会議室にて。
超高齢社会の日本において、最期までできるだけ健やかに生活することは、平均寿命に対しての「健康寿命の延伸」という言葉をスローガンとして重要視されてきている。それはその人の人生の質を高めることと併せて、国家の医療費の高騰抑制と云う事も同義となる。
身体の加齢による衰えの初めには、口腔機能の衰えのサインがあるとされる。そこで65歳以上の方への口腔機能低下症のチェックそして予防、治療が、厚労省より保険診療で推進されたということだ。
口腔機能低下症については、当診療室では取り組みを進めているが、今回のセミナーで補足確認をする機会になった。
口腔機能低下症に対して、対立軸に位置する乳幼児小児期の「口腔機能発達不全症」も今春より対応の推進が示唆されている。今週末にそちらの勉強会がここ十勝で開催される。
今週は実り多い秋だ・・・
2018年10月24日 帯広市との懇談会
十勝歯科医師会と帯広市との懇談会に出席。
会場は、市内ノースランドホテルにて。
この夜は帯広市長より、帯広市衛生功労表彰が3名の先生に授与された。55歳を超えた少し上の年齢の先輩たちに拍手!
その後の懇談会は行政の方たちと和やかに懇談…
かなり和やかに…
2018年10月23日 帯広市3歳児歯科健診
帯広市の3歳児歯科健診に当番で出席。
会場は、帯広市保健福祉センターにて。
いつもより人数が多いのは、会場内に入ってすぐ感じた。終わってすぐ戻ってお仕事!
時間、大丈夫かな~と。
筆記サポート頂く歯科衛生士さんは、よく知る方で、スムーズに健診を遂行。
顎骨のさらなる成長が望まれるケースや、歯石の沈着、また顎関節症の兆しを認めるケースもあり幼児期の育成の大切さを改めて感じた。
必要なケースでは、時間を少々気にしながらも伝える事は網羅したつもりですが・・・
やはり、早口でしたか?
どうもお疲れさまでした。
2018年10月21日 北海道学校保健・安全研究大会で表彰を!
第66回北海道学校医保健・安全研究大会に参加。
会場は、砂川市の地域交流センターゆう。
大会主題は、「北の大地を生涯を通じて、こころ豊かにたくましく生きる子どもの育成を目指して」~稔り豊かな空知の地、安心の医療で笑顔輝く街砂川から、新しい時代を切り拓く子どもたちの生きる力を育むために~
・・・題名ロングすぎない?
今回その中で北海道学校保健会より学校保健功労者表彰を受ける事になる。20年間以上の職責への功労となり、正直その条件を満たした者なら誰でも受賞となるのだが、振り返ると今まで自分なりに学校保健に取り組んだと少々?自負しており、この日は感慨深い記憶となる。
砂川市は、地域の中核病院で有る砂川市立病院の規模が大きく、地域包括ケアでの役割も充実していると聞いた。また、アップルパイで有名なお菓子屋「なかや」さんもあり、そちらも表敬訪問を!
この日を一つの通過点として、もう少し頑張って行きましょうか・・・
2018年10月20日〈2〉 北海道歯科医師会懇親会
札幌市内の天使病院ホールでの十勝連携の会での活動が無事終了し、夕方前に一路滝川市に向かう。翌日に控えた北海道学校保健安全研究大会での功労表彰者の慰労懇親会に参加した。
会場は、滝川市内のホテル三浦華園にて。
今回、自身が表彰となる。
懇親会での表彰者の挨拶では、朝から札幌での地域包括ケアでの活動を報告し、オーラルフレイルの予防を考えるときに、乳幼児、小児期の健全な口腔機能、環境の育成が大切であるとの考えをお話しさせて頂く。
この会は、北海道歯科医師会の主催で、主幹は空知歯科医師会となり、役員の先生たち、他地区から出席する先生達との交流も有意義に。
その後の滝川ナイトは、延長された…
空知歯科医師会執行部には、高校時代の寮での同じ部屋で暮らした親友がいるが、今回は所用で不在との事、少し残念だったが・・・
明日は、表彰となる・・・
2018年10月20日〈1〉 十勝連携の会札幌遠征!
十勝管内の医療介護福祉職有志で構成される「十勝連携の会」での札幌遠征活動に参加。会場は、札幌市内の天使病院ホールにて。
十勝管内で地域包括ケアの啓発を目的として各地で公演を重ねた安心地域劇「輝いて生きる」が、札幌東区の多職種連携の会より声かけが有り、札幌で遠征コラボ公演に至った。
早朝帯広を出発し、天使病院ホールでの自己紹介に始まり、1度きりの練習を経て本番!札幌東区の演者の熱さも素晴らしく、なかなか良い出来となる。その後は演者と参加者でのシンポジウムとなり、今回先導いただいた札幌医師会東区支部長である三木先生のコーディネートにより各自のマイクトークを。私は、肺炎予防、口腔ケアのオーダーが先生より有り、少しお話をさせて頂く。
皆さまどうもお疲れさまでした!
かなり、楽しかったです!
2018年10月18日 在宅歯科医療講習会
十勝歯科医師会の在宅歯科医療講習会で保険説明のコーナーでの講師を務める。会場は、十勝歯科医師会館講堂にて。
講師と言っても、保険部作製の資料のポイント説明と補足を短時間で、それもいつもの早口で・・・まあ、そんなものか。
2018年10月16日 火曜会特別例会
所属のスタディグループ火曜会の例会に参加。
会場は、市内グランドホテル会議室にて。
今回は、外部講師を呼んでの特別例会となり、永年帯広市消防署にて救急救命に携われた救命士の佐藤先生を講師に、AEDを伴う救命処置の講義を受ける。先生は、退職後NPO法人を立ち上げ、地域でのライフサポート活動を子供たちから大人まで精力的に進めている。
二次会では、市内の「ハイボール酒場」に場所を移して、多岐にわたる話に、花が咲いた。
ところで、こちらの心拍数、大丈夫か?
2018年10月13日 障がい者歯科診療
十勝歯科医師会が、地域医療事業として隔週土曜午後に行われる障がい者歯科診療に出動。
会場は、十勝歯科医師会館内にある十勝歯科保健センターにて。
今回は、セデ―ションによる歯科治療を予定されるケースが重なり、治療方針の説明と確認、そして出張医としてサポート頂く北大歯科麻酔科のF教授のご家族への麻酔管理の確認、留意点の説明がなされた。
いつも考える事だが、患者さんへの必要な治療を安全に速やかに行う事が望まれるが、安全に対しての難易度が高いケースもあり、心して取り組むべしという事を肝に銘じる。
診療終了後、2階の講堂ですでに中盤も過ぎた北海道歯科医師会主催の医療管理講習会にもぐり込み。弁護士の先生が講師での労務管理や、患者さんとのトラブル対応などの講習となっていた。こちらも大事なことである!
終了後は夕暮れ時。秋空が、染みるね・・・
2018年10月10日 見える事例検討会
十勝管内の医療介護福祉職有志で構成される「とかち連携の会」が、隔月で開催する「見える事例検討会」に参加した。 会場は、市内の グリーンプラザ会議室にて。会場前には、広大な帯広グリーンパークが拡がっているのだが、夜なので全くわからず…
ケアマネージャーさんが事例を出して、ホワイトボードに対象者の木の幹から身体、医療、認知機能、生活、社会性などの情報を枝葉として記入していき、自由に質問や意見などでその木を充実していく手法。そして課題に対しての具体的なアクションプランを考えていく。
多職種有志が集っての検討会だが、自分の視野の狭さを知る事も多い。「そういう視点もあるか」と。歯科医療の窓から見る患者さんは、その人の一面。その向こうにあるその人の思い、生活、生き方を思い図る度量は必要だ。
2018年10月9日 帯広市介護認定審査会
診療を少し早めに切り上げて、帯広市介護認定審査会に出席。 会場は、 帯広市役所会議室にて。
今回は1名欠席だったので、10例ずつ持ち回りで40事例の検討を進める。認定調査員による調査項目(ADL、認知機能他)のチェックに、人による判断のばらつきが垣間見える事が有る。それらのデータでコンピュータ判断により介護に要する時間を算出されるが、実際のところを考えて一考が必要なケースもある。
ご高年齢で、今このサービスを利用していて、穏やかに暮らせているのに・・という話。
帰りに皆で乗り合わせたエレベーターで、そんな話を・・・
2018年10月6日 「プレママわくわくセミナー」で講話
妊婦さんや乳児のお母さん、ご家族を対象にした「プレママわくわくセミナー ハロー赤ちゃん」にて講話をする。
主催は母子衛生研究会で、会場はとかちプラザレインボーホールにて。
このイベントは、遡ると50年ほどの歴史が有るそうで、近年では毎年道内各地で開催されており、ここ十勝では10年ほど前からスタートという事。他の地区では、産婦人科医または小児科医を講師に合わせて音楽演奏などがジョイントされているが、十勝は他とは一風違って、今回もまず帯広市の保健師Kさん、十勝歯科医師会から私、そしてメイン講話に産婦人科医師のH先生となり最後にピアノ演奏会となる。他地区との内容の違いは、、十勝の協力度の「温度」が他の地区とことなるそうで、助かっています!と。
今回の講話では、「お子様の口腔、顎骨の発育期での食習慣の重要性」をお伝えした。当診療室での小児に対してのテーマとして日々取り組むべき視点と内容を結構盛り込んだ・・・
楽屋での他の講師との雑談も非常にフレンドリーで、穏やかに・・・
秋のちょっとした収穫祭気分?(何を収穫?)
どうもありがとうございました。
2018年10月4日〈2〉 十勝連携の会幹事会
所属の十勝管内の医療介護福祉職有志で構成される「十勝連携の会」(通称:てんむすの会)の幹事会に参加。会場は、開西病院会議室にて。
先月予定されていた帯広での日本ホスピス研究会全国大会は、胆振地震の影響で残念ながら中止となり、連携の会での地域活動劇の公演も流れたが、来年に帯広文化ホールでリベンジしようという案が出ていて、たくましさを感じる。
また、今月20日には札幌市東区の多職種の会のお招きで、天使病院ホールでの公演が迫っている。私もいい経験と、早朝出発し天使ホールに向かう予定だが、終了後すぐに滝川市への移動となる。
そういう事も、たまにはいいか・・・
2018年10月4日〈1〉 帯広養護学校歯科指導
学校歯科医として担当する道立帯広養護学校のお昼の歯科指導にT衛生士とともに出動した。これは、春の学校歯科健診のあとに、2~3学期に隔月で協力歯科医師の先生とともに学校訪問し、歯科健診や指導を行う継続した保健活動で、学校の教員との連携も密になってきている。
築40年を越えた校舎は、雨漏りもするとかで只今外壁、屋根の補修工事中だった。
冬、少し暖かくなるのかな?
2018年9月30日 GCセミナー
歯科医療メーカーのGC社主催の研修会に参加。
講師は、東京での開業医でまた医療技術の指導を各国にて精力的に活動されている阿部二郎先生。
テーマは「総義歯の吸着」。
会場は、東京都文京区にある東京GCコーポレートセンターセミナー室。
義歯の安定は、咀嚼の安定に直結するが、下顎の総義歯はその方の口腔の状態に左右されるが、難症例が少なくない。その際の安定を図るための阿部先生が指導する義歯の吸着安定技術は、今までの国内での大学教育とはコンセプトが違い、今回先生の説明を聞いて、今後の自身の仕事に取り入れる機会と考える。
台風、嵐が迫っている中での東京出張で有ったが、気持の中での「静けさ」は無かった・・・と言うか、帰りの飛行機の運航が気になって、そわそわしていた自分と隣り合わせでした・・・
2018年9月26日 十勝歯科医師会地域医療部会
十勝歯科医師会で所属の地域医療部会に出席。
会場は、十勝歯科医師会館会議室にて。
今回の議題は、地域医療部で運営する在宅歯科医療連携室の協力医への講習会開催について。その際の保険算定の解説を頼まれるが、寝耳に水・・・でも、了解。
部会の参加者少数には、驚く。内容を熟知したメンバーのみの参加なので、話が早いのは良い所だが、世代が代わる先の心配は拭えない。
2018年9月18日 スタディグループ火曜会例会
所属のスタディグループ火曜会の月一例会に参加。会場は、市内のグランドホテル会議室にて。
今回は担当会員による「労務管理」と「災害対策」を拝聴する。その後は、グラクソスミスクラインコンシューマ社の方による「義歯洗浄剤」と「歯磨剤」の商品レクチャーとなる。義歯洗浄剤においては、義歯に付着した口腔内細菌や根を張る真菌での全身の健康への影響を十分考える事を患者さんに使用方法とともに伝えていかなくてはならない。
前段の労務管理に関して、いくつか会内で意見交換となったが、労働基準法の順守は当然として、許容される裁量の中でも人によって考え方は違うものであり、それは生きてきた環境やそれによって身に着く人生哲学の違いに紐解く事もあるのかもしれない。
細やかさも必要だが、物事を俯瞰する事も必要である。
2018年9月17日 十勝歯科医師会写真部家族野遊会
所属する十勝歯科医師会写真部の家族野遊会に参加。快晴で気温も高めなバスの旅日和!今回は、お子様も交えて24名の参加者で浦幌町に向かう。
車内でも終始和やかな雰囲気で、かつては近くにアメリカ海軍の無線基地が有った太平洋を望む絶景の昆布刈石展望台へ、その後一路内陸へ移動して浦幌炭鉱跡を見学、帰り道で「青い池」(当日は青くなかったが・・・)で少々撮影、そして町内森林公園みのり館での焼き肉懇親会で大盛り上がりの後、無事帰途へ着いた。
バス移動もそこそこの時間を要し、十勝の広さを改めて実感。懇親会ではビンゴゲームから臨床よもやま話など、お酒の肴には十分なメニューだったか・・・
子どもが小さかった時には、連れ立って参加した事をふと思い出す。時間の流れに触れながらも、それでいいのだ!と。(バカボンパパか?)
どうもお疲れさまでした・・・
2018年9月12日 十勝歯科医師会帯広会幹事会
十勝歯科医師会の帯広市内の会員で構成される「帯広会」の幹事会の会議運営を担当した。会場は、十勝歯科医師会館会議室にて。
来月より、帯広市の教育行政、保健行政との連絡協議会を控えているが、その際の議題等での協議を進めた。今回は幹事会終了後、執行部の集合写真の撮影で、おじさん達(あ、先生たち)わいわいと?
どうもお疲れさまでした。
2018年9月11日 帯広市介護認定審査会
診療を少し早めに切り上げて、帯広市介護認定審査会に出席。
会場は、帯広市役所会議室にて。
私の所属する第12合議体は、委員長の医師、作業療法士、ケアマネージャー、栄養士と私の5名の委員で構成されて、会議は非常にスムーズに進行されている。40ケースを分担して担当し、主治医意見と認定調査員による調査の結果をコンピュータによって介護時間を算出し、主治医の意見書を合わせて要介護度の一次判定に対し、審査委員の意見、協議にて最終判定を行う。特定される個人情報は無いが、40人の方々それぞれの生き方を伺う作業である。
終了後、駐車場までの夜道が、完全に秋だった・・・
先週の大地震による生活の変化からここ十勝においては、幸いにも平常に戻ってきているが、東日本大震災から7年たったのだなあ・・・
2018年9月10日 ケアカフェに参加
多職種有志の会主催による「ケアカフェ」に参加。
会場は、市内のグリーンプラザ会議室にて。
今回のテーマは、「食べたい」。初めに帯広協会病院の透析認定看護師のkさんによるスライド提言、その後各テーブルでの自由な意見会に。
CKD(慢性腎不全)の患者さんのカリウム、リン、水分制限の中での食べたい欲求、それをどう対応するかなど現場での大変さが理解できた。糖尿病の合併症として腎不全を発症するケースは少なくない。ESKD(末期腎不全)となると血液透析の選択となるが、その患者さんの増加は、医療費の高騰として問題視されている。しかし現状では、糖尿病からの透析以外にも腎症や腫瘍他からの透析移行もあり、一概に医療費問題の矛先として非難(自己管理ができずに病気に至っているという考え方)されるのはどうだろうか、との話も聞けた。
また先週の北海道胆振東部地震での停電による透析治療の対応にも触れられた。災害時要援護者透析カードを患者さん本人は必ず携帯することが必須であり、かかりつけ病院、保健所、災害時拠点病院への連絡そして対応を受ける事になる。災害時は、食事、服薬など十分な環境は望めぬが、専門職の地域連携でカバーしなければならない事も理解できた。
テーブルには、看護師、薬剤師、MSW、行政書士さんがいて、和気あいあいとした雑談風にも有意義な学びの時間になる。停電の回復から電気のありがたみや、「普通」がいかに幸せな事かを今回の地震で改めて思ったが、その地域での「普通」は、そこに暮らす人々の協力で成り立っている事も、今夜考えさせられた。
どうもおつかれさまでした!
2018年9月2日 おびひろ健康まつり
秋めいた快晴の日曜朝、家を出て市内東の帯広市保健福祉センターで開催される「おびひろ健康まつり」に向かう。主催は、帯広市。
道中のグリーンパークの光景を見て、ふと記憶がプレイバック。ちょうど4年前も同じ目的で快晴の朝、車を走らせていた。
その日はイベントの歯科医師会コーナー担当者だったので、もう少し早めの出勤だったのだが、近いうちに訪れるであろう母親の死を考え、それでも社会人、地域人としての責務を粛々と果たす事が、自分の責任の全うであり、母も喜んでくれるだろう・・・
そんな事を考えてハンドルを握っていた記憶がよみがえる。あれから4年経ったが、今日はしっかりとお勤めしよう!と思いなおす。
イベントでは、摂食嚥下ブースの中での「RSST反復唾液嚥下検査」の担当だったのだが、人員の都合で「オーラルディアドコキネシス検査」にトレードされて。このオーラルディアドコは、口腔周囲機能の巧緻性を計る検査であり、
「パ」(口唇の機能)
「タ」(舌の前方の運動機能)
「カ」(舌の後方の運動機能)
の言葉を5秒間それぞれ連続で発語してもらい、1秒換算での年齢別平均値と比較して評価し、必要な指導をする。因みに6回未満ならば、口腔機能低下症の診断要素の一項目を満たす。
その回数をマイクで読み取る「健口くん」なる検査機器を初めて使ったのだが、これが結構いけてる事に気付いた。健康まつりの来場者の方々は、大抵は健康に関心が有って生活される方が多く、検査データも良いものが多かったのだが、生活習慣を聞くと、毎日DVDを見ながら体操しているのよ!とか、おしゃべりが好きだとか、カラオケを時々とか、詩吟を20年などという人もいて、皆さんよくこちらの問いかけに乗ってくれた。
オーラルフレイル予防は知識を持って自己認識がなされる事がスタートであり、そして何よりも日常生活の楽しみの中で知らず知らずにトレーニングもできていた!というのがベストである。そういう人たちは、元気な方が多いという事。検査の意味は、かなり奥深く、また結構コミュニケーションが拡がる魅力を今回見た。このイベントでのノウハウを診療室での予防に積極的に入れ込んで地域啓発につなげたい。
2018年9月1日 睡眠歯科研修会に参加
土曜日午前診療を少し早めに切り上げて、いざ車で札幌出張へ。
快晴で道東道も気持ち良い!秋の風情・・・
札幌到着後、スタートには少し遅れたが、北海道睡眠歯科勉強会主催の研修会に参加した。会場は、札幌プリンスホテル国際館パミールにて。
研修会では、札幌市内で開業される医師の新谷先生の講演「耳鼻科クリニックでのいびき、睡眠時無呼吸障害の診療」と他2名の歯科医師の一般公演、そして合間にフィリップス社、デンツプライ社の製品説明を聞いた。近いうちに当診療室では、成人のいびき、無呼吸の患者さんへの対応を進める予定。理論的再確認もできたと。
新谷先生は、小児の睡眠治療にも精通されていて、その話も有意義なものに。診療室でも、顎の劣成長や歯列狭窄が認められ、矯正治療の相談をされる小児患者さんへは、日常の口呼吸習慣の有無、睡眠時のいびき、多動、夜尿の存在等をチェックするが、これらは睡眠中の無呼吸のサインでもある。そして健全な呼吸習慣のためには、口腔の発育状態も大きく関与する。小児期の発育不全に対しての正常な方向への育成は、一生ものの身体つくりであり、歯科医療の責務と考える。
またその発育不全の傾向は、乳幼児健診等で既に観察できる事があり、早い段階での適切な食習慣等での口腔育成も積極的に発信しなければとも考える。この分野は非常に意義があり、また興味深い。
研修会終了後は、明日の健康まつりのために帯広へとんぼ返り。
弾丸出張ツアー?無事終了!
2018年9月 平成30年5月 徳島大学歯学部同窓会会報に寄稿
「思えば遠くに いたものだ」
今回、同期のF君からご紹介を受けました11期の増地裕幸です。徳島大学を卒業してから25年を経て、現在北海道帯広市のますち歯科診療室にて地域医療に微力を尽くしています。私の住む帯広市は、道東地方の十勝平野中央に位置し、畑作酪農が地域の経済基盤で食料自給率が北海道300%のところ、十勝地域では1,200%に。「フードバレーとかち」と銘打って、農畜産物には付加価値を付けて国内は元より海外へ販路拡大し、産学連携は帯広畜産大学が担っています。少し行くと風景は一面が畑で、道は真っすぐ。天候は晴天が多く、冬は地域によっては-30℃近くになりますが、市内には屋台村が存在。(真冬の屋台は絶品ですよ!)逆に夏は30数℃を記録する事もあり、そんな時に地元では「今日は、蒸すね!」との声ですが、実は殆んど蒸していません。歴史的には、明治開拓期に屯田兵が入植した地域と違い、官に頼らず民で原野を開拓した先人の精神が、今でも息づいており道内においても活動的な地域と言われます。
先のオリンピックでのスケートの高0姉妹は十勝人ですが、私の世代での有名人は、中0みゆき、松0千春、ドリ0ムの吉0美和、安0紳一郎、相撲協会の八0理事長さんなど、皆さん個性的ですね。
と、お国情報の掴みでしたが、今回振り返れば十勝に育ち、高校は函館寮生活、札幌での予備校寮生活、岩手大学で1年間の後、流浪の末?徳島の地でお世話になり、そして今に至る。「思えば遠くにいたもんだ」と。
私事では、昨年まで十勝歯科医師会執行部に6年間籍を置き、その4年間は厚労省が地域で進める在宅歯科医療連携室事業の立ち上げ運営を担当しました。自身ではケアマネージャーの資格を取得し、地域での訪問診療も責務として捉えてきましたが、歯科医師会の事業では、私の力不足もあり地域での歯科医療の一枚岩の寄与推進も思ったより難しいものでした。反面、多職種の方の地域への熱意には学ぶところが大きかったですが。
自分なりに執行部活動も一区切りと決めた昨年3月に、徳島まで一人旅をしました。東京から鉄路で、名古屋ではF君、Y君と懇親し、徳島では助任本町・南矢三町のかつて暮らしたアパート見学、そして蔵本居酒屋「伊の家」での独り酒、そしてⅠ君、N君、Y君、W君との懇親。自らの原風景に触れる思い出深い旅になりました。
現在自身の臨床では、「健口から健康へ」をテーマに、疲労・呼吸・睡眠への歯科医療の切り口での寄与を、自分なりの責務として取り組んでいます。また多職種有志の会に所属し、自らの最期の生き方の地域啓発を目的とした寸劇「輝いて生きる」に加わり、地域行脚公演に参加しています。因みに今年9月に帯広で開催される日本ホスピス・在宅ケア研究会の全国大会内で公演しますので、もしお越しの先生がございましたら!また、学生時代からの音楽愛も相変わらずで、おじさんの市民音楽活動継続中という事で、家内には呆れられています。
家庭では今年から高1の末娘が寮生活で家を出て、遂に家内との二人暮らし、少々気を遣っています(?)上三人の息子達も今、それぞれ大学生で、歯学部・農学部・工学部。あれ?これって娘がもし商学部に行ったら、「士(歯)農工商」?と、バカ話で家内との会話を保っています。
思えば遠くにいたもんだ。しかし、遠く離れた地にいても、学んだ徳大魂を忘れず心の一部は徳島にあり、今後も頑張っていこうと思っています。。。と、結びましたが、母校歯学部には、何の因果か?息子がお世話になっており、よってここ十勝からの送金はまだ数年続き、そして家内が最後の徳大教育学部卒業(歳は同じですが先輩)という事で、心もお金も力関係も徳島とは今でも密接な自分でした。
ではお後がよろしいようで、受け取ったこのボールを野球愛の茨城のN君に遠投したいと思います。「N君、よろしく~!」
2018年8月31日 おびひろ健康まつり準備会
9月2日に開催されるおびひろ健康まつりには、十勝歯科医師会もコーナー参加するが、そのための事前準備会に参加した。会場は、十勝歯科医師会館にて。
コーナーでは、各ブースにて検査や指導にあたるのだが、私の担当は例年と同じく摂食嚥下機能検査ブース。今回の準備会では、その確認と、来場者へのお土産袋200セットの用意(こちらが主たるお仕事!)。
当日の歯科医師会員の参加者集めは、簡単では無くなっている。今回もぎりぎりの人数で、公衆衛生イベントの重要性の理解の低さを物語っているのか。ここは、「肝」だと思うのだが・・・
2018年8月30日 てんむす劇団総練習&決起集会!
所属の地域での医療介護福祉職有志で構成される十勝連携の会(通称:てんむすの会)では、2週間後の9月15日に帯広で開催される日本ホスピス研究会全国大会での地域包括ケア推進のための地域劇「輝いて生きる」を上演するが、その総練習に参加した。
会場は、開西病院会議室にて。
大道具小道具の修復作業をしながらの総練習は、談笑もありつつ「声が小さいよ~」などの総監督の厳しい掛け声もあり、当日の緊張感が連想されたりして。
昨年11月新得町から始まった、地域公演も回数を重ね、いよいよである。当日は、私も責任を果たしたい!
という事で練習終了後、市内の料理店「南国屋」に場所を移して、総決起集会を開催。談笑タイムでかなり、決起したか?
因みに今回の劇「輝いて生きる」の加古川市の多職種の会オリジナル演者が、「大会に参加し、楽しみにしています!」と、帯広にやって来るとの情報が・・・ご本家さん…
2018年8月29日 帯広市医師会納涼会にて
帯広市医師会納涼会での余興ステージでバンド演奏をする。
会場に着いてバンド名が、「増地ユニット」だという事を初めて知って。(いつそんなバンド名に?)会場は、市内の北海道ホテル。
夕方、診療をかなり早めに切り上げ会場に向かったのだが、既にリハ時間ぎりぎりで、そこからやけに「緊張!」スイッチがオン、そして本番へ。
今回初めての医師会のステージで、知り合いの先生もちらほらいる中での演奏は、「かなりいい緊張感」だったが、無事ひと仕事終えて安堵し、この夜のメイン演奏者である医師会バンドにバトンをお渡しする・・・
ユニット?メンバーは、時々で流動的なのだが、バンドマスターでサックス・歯科医のS先生、ドラム・内科医のY先生、ピアノ・今回初ご一緒(合わせて2回目)の麻酔科医のS先生、そしてボーカル・場内を盛り上げたA女史とベース・私の5人。
演奏曲は、
- ザ・ナイト・ハズ・ア・サウザンド・アイズ
- ララバイ・オブ・バートランド
- アイ・ウイッシュ・ユー・ラブ
- ルート66
会も終わって、ホテル内のバーに場所を移してのバンド打ち上げでは、フレンドリーな感じで、いいお酒が・・・
どうもお疲れさまでした。
2018年8月28日 帯広市介護認定審査会に出席
診療を早めて終了し、帯広市介護認定審査会に出席。
会場は、帯広市役所10階会議室。
流会もあったので、久しぶりの審査会となったが、今回より5人の審査委員の中で、多職種のよく知る方が加わり、秘かな?親近感。
されど審査会は、和やかながら粛々と責務遂行。
どうもお疲れさまでした!
2018年8月27日 専門学生実習打ち合わせ
この秋、昨春より開校した帯広コア専門学校歯科衛生士科の2年生の学生実習を当診療室も受け入れる事になる。そこで、その打ち合わせに歯科衛生士科教員で歯科医師のI先生が、いらしての確認会を。
歯科衛生士科では、1年次の医療倫理学の非常勤講師を請け負っているが、昨春の1期生が臨床実習の時期になったのだなあと、ふと回想。臨床実習は、9月中旬から3週間ワンクールの対応となるのだが、てっきり1名の学生受け入れと踏んでいたら、複数名で2クールという事を知り、予想外。いずれにしても、患者さんには趣旨を理解頂き、診療室スタッフにも学生への指導を熱意を持って臨んで頂きたいと思う。
医療倫理学講義の最終回には、社会の中での歯科医療、歯科衛生士の責務は多様性を求められ、口腔と全身の関係をよく理解し、実践できる医療人を目指して頂きたいと結ぶようにしているのだが、今回の臨床実習では、学生さんがその意味を具体的に学べるように対応していきたいと考える。・・・ちょっと硬いか??
2018年8月25日〈2〉 高校十勝地区同窓会総会
十勝歯科保健センターでの障がい者歯科診療終了後、出身の函館ラサール高校の十勝地区同窓会総会に移動し、出席。 会場は、市内の料理店「ふじもり」にて。
老若男々が集う同窓会だが、今回の総会いつもより多い30数名の参加で活況にびっくり!議事終了後、かつて母校の社会科教師のN先生をお招きして、特別授業を拝聴し、おじさんたちは生徒の顔に!(オジサンには変わらないけど)なる予定だったが、あいにくの台風による鉄道の運休により今回、先生の十勝入りは残念ながら中止に。
しかし、11月の焼き肉懇親会に再度依頼することを決定。粘り強いな~
本来なら位置づけとして、函館本部傘下の全国に設置された中の同窓会十勝支部となるのだが、その傘下には組せず、ずっと独立した「十勝地区同窓会」である所以を隣の17期上の先輩と談義し、よく理解できた。十勝のおじさん達が、異常に元気な「所以」と合致した・・・
校風のファミリースピリット、根付いているな~
(というか、根付き過ぎ?)
2018年8月25日〈1〉 障がい者歯科診療
土曜日診療後、十勝歯科保健センターに移動して、十勝歯科医師会の地域での活動である障がい者歯科診療に従事した。
当診療室でも障がいのある方の診療は、通常診療として対応しているが、スタッフが違う中での仕事も、またフレッシュな感じである。
この時間、2階の講堂では、保険関係の講習会が行われ、多くの会員の先生が受講しているのだが、この1階での地域活動がごく一部の会員有志で担われている事を 知っているのかな~?
(ま、今更そんな事言ってもしょうがないね)
2018年8月23日 十勝連携の会幹事会
所属している医療介護福祉職有志で構成される十勝連携の会の幹事会に出席。会場は、開西病院会議室にて。
月一の幹事会だが、報告事項と今後の事業について意見交換がなされた。定例では、偶数月には、「ケアカフェ」、奇数月には、「見える(かもしれない)事例検討会」を開催しているが、担当者の熱意には感服!
尚、来月に帯広市で開催される日本ホスピス研究会全国大会で、会員で構成された「てんむす劇団」の地域啓発劇を公演するが、その詰めも和やかなトークで、多職種連携フレンドリー状態。
総練習と決起集会(呑み会!)は、1週間後。
既に熱気ある雰囲気が漂っているかも…
2018年8月21日 スタディグループ火曜会例会
所属のスタディグループ火曜会の例会に参加。会場は、市内のグランドホテル会議室にて。
今回は、当会K会長の担当で先日開催された北海道歯科学術大会が一つのテーマであった。大会自体が、高齢化時代での歯科医療について割かれる部分が多かったが、在宅医療や多職種連携の話が、この例会で話題にされたのは、かなり珍しい。時代の波か…
社会にとって大切な事には、違いないが。
2018年8月20日 写真部幹事会
所属の十勝歯科医師会写真部の幹事会に出席。会場は会館会議室。そこで来月開催の家族野遊会の運営を協議した。
例年、写真部以外の十勝歯科医師会員にもご案内し、門戸開放の御気軽な懇親会ともいえるか。
今回は、浦幌町にかってあった浦幌炭鉱跡などの見学とお昼の焼肉懇親がメインとなる。大正から昭和にかけて十勝にも炭鉱があった。釧路炭田に入るその炭鉱では、最盛期3000人の人たちがそこで働き、生活した。
個人的には、とても興味深い。
2018年8月19日 北海道歯科学術大会
平成30年度の北海道歯科学術大会に参加。主催は、北海道歯科医師会で、会場は札幌市内の「札幌パークホテル」」にて。
北海道内の多くの歯科関係者が参加する学会だが、私の今回の主な目的は、午後からの北海道障がい者歯科医療協力医の更新講習会としての教育講演出席。講師は、北大歯学部八若保孝教授、演題は「障がい者・児への行動調整」を拝聴した。質疑応答で、学校歯科医として担当している養護学校での児童への口腔機能の健全な発達のためのアドバイスをお伺いする。
最近この学会の傾向では、超高齢社会での歯科医療の責務をテーマとした内容が多いが、少しそこに軸足を置き過ぎな感じもしている。勿論今後の日本にとって非常に大切なことだが、主催の北海道歯科医師会側の「歯科医療がバスに乗り遅れるな!」的なメッセージにもとれる。
「在宅医療に先生方、是非一歩を踏み出して!」とのお願い的な発言を耳にした。あくまで個人的な感想としては、「まだそのレベルで?」。
在宅医療は昔から存在し、6年前に制度として動き出し、会員へは何度も何度も説明会や講習会を開催してきている。あとは受け手の理解と熱意が有るか無いかの話で、いまだに「お願い!」とかの次元の話には、少々腰がぐらっとした・・・
この学会では地下展示場で、メーカーの展示ショーが開催され、一度に色々な各社製品が見れるそちらも結構楽しいもので。
そろそろ夏も終わるという晩夏の風物詩的な学会みたいな・・
2018年8月18日 高校同期での懇親会
夏札幌で開催される北海道歯科学術大会の機会に、同業の高校同期での懇親会に参加。会場は、ススキノ「ふじとり」にて。
歯科医師の高校同期は、10数人いてその内の何人かがよく集っている。そしてその関係から北大歯学部補綴教室出身の先生も数人集まり、いつもの顔ぶれでいつもの会場の宴会が、かれこれ10数年続いている。
高校時代の寮生活をした仲間たちは、いわゆる同志みたいなもの。
同志、皆いいおっさんに!
2018年8月10日 Y内科クリニック納涼ビアパーティで演奏
十勝歯科医師会員と協力して「糖尿病と歯周病の相互関係」に対してデータ集積、研究している糖尿病専門医のY先生のクリニックの納涼ビアパーティにて演奏を。会場は、市内のノースランドホテル。
Y院長のドラムに乗せて、バンドマスターであるサックスのS先生(歯科医師)とベースの私で、「地域密着医科歯科連携?」状態。ピアノに、札幌より遠征のKさん(セミプロ)、K女史(ピアノ講師)、そしてボーカルにA女史(セミプロ)の、「ツワモノ」の中で、私も「夢の後かな」感。。。。
演奏曲は
- セレナーデ
(ボサノバでスタート。) - ザ・ナイト・ハズ・ア・サウザンド・アイズ
(アフロ4ビート) - 青い影
(ボーカルをとるという、暴挙に!) - エブリシング
(ボーカリストAさんのショータイムのスタート) - ララバイ・オブ・バートランド
(2ビートと4ビート) - ハウ・ハイ・ザ・ムーン
(テンポの速い4ビートで疾走) - アイ・ウイッシュ・ユー・ラブ
(切々とバラード。私もなんだか切なく?) - 枯葉
(名曲、夏だけど) - ルート66
(アンコール!シカゴからのハイウエイ祭り)
以上のステージだったが、お客さんのビールは進んだのでしょうか?
個人的には、夏の十分過ぎる想い出。
2018年7月29日 てんむすの会・士幌町公演
所属の十勝管内の医療介護福祉職有志で構成される「十勝連携の会」通称てんむすの会の地域住民劇「輝いて生きる」の士幌町公演に参加。会場は、士幌町町民健康センターにて。
昨年よりスタートした十勝公演行脚の旅も、今回で5回目。
在宅でも自分らしく生きる事ができる選択肢を含めた「地域包括ケアシステム」の啓発を目的としているのだが、この有志の会では誰に頼まれたわけでもなく、みんな手弁当で集り、それぞれの専門職の自発的な行動というところが、とてもユニークな試みだ。
私の出番は、最終幕での父を家で看取る家族の役(長男)なのだが、今回横にいる長女役の方は、士幌町役場の方で初顔合わせにもかかわらず、その人の涙を浮かべた演技を見て、こちらも思わず「うっ」と来た。
このシーンに自分の経験を重ねる、私と同じ人かと瞬時に感じ。お客さんの中にももらい泣きする人もおり、今回の公演は自身も感動を覚え、また士幌町の方の暖かさに触れた瞬間でもあった。
さあ、いよいよ9月の帯広市十勝プラザでの日本ホスピス全国大会!
2018年7月27日 十勝歯科医師会帯広会ビール会
十勝歯科医師会帯広会主催のビール会。
正式名称は、「学校健診連絡協議会」だが、誰もその名を呼ばぬ!
そのビール会の運営を担当。会場は、市内のレストラン「インザスイート」の中庭にて、星空のもと開催。蚊に刺されたが。
やっと夏らしい気温になった今週、オープンエアで、学校健診を少しだけ振り返って、あとはひたすらビール会。
夏の夜の過ごし方の王道だ!
その後二次会は、市内のライブパブ「ブギーナイツ」にて。
この店は今月オープンしたのだが、そのマスターが以前勤めていたお店「ヒートウエーブ」で、8年前の同じくビール会を開催させていただいた。
当時それまで8年間帯広会幹事を務めていたのだが、そろそろ任期最終という事もあり、最後の仕事として思い入れ強く企画したビール会に。
他人は「たかが飲み会でしょ!」なんだが、わたしには「されど!」。
その考えを「ヒートウエーブ」のオーナーに伝え、色々と相談に乗ってもらった準備の夜が、昨日の様だ。そのオーナーは、残念ながら今年ご逝去された。その想いもあり、また片腕として働いたブギーナイツマスターへのこれからのエールもこめて、二次会をこちらにして参加の先生に今後とも御贔屓に!とお願いをした・・・
人と人とのつながりは、大切だという話。
2018年7月25日 十勝歯科医師会帯広会幹事会
十勝歯科医師会帯広会幹事会での案件協議のための担当幹事での意見交換会に参加した。会場は、十勝歯科医師会館会議室にて。
協議では、ある案件において一定方向が決定したのだが、会員の世代間での考え方の多様性について、十分な認識と慎重な進め方が必要であることを再確認した。
「義理と人情」が世代間では、共通理解でない場合もあり、世相は如実である。個人的には、上から押さえつけの義理人情論は、現実にはそぐわないが、世代が上の者は、下の世代を理解尊重し、また下の世代には先達の歴史が現在に続く事への敬意と寛容が望ましいのではないか。それには、先達の背中がピンとしていた事が、必須条件だが・・・
以上、具体的内容には触れずに観念論に終始したが、いずれにしても広い視野と品格は未来においてもよりよく生きるための条件に思えてならないのだが。
2018年7月18日 歯科医師会地域医療部会
十勝歯科医師会での所属の地域医療部会に参加。会場は、十勝歯科医師会館会議室にて。
いくつかの議題について討議したが、参加人数がかなり少数で、かえって話はスムーズに進んだりして。良い事なのか否かだが・・・
中でも、とある病院からの歯科医師会への栄養サポートチームへの協力依頼の案件がある。ニーズが有り、そのボタンをかけようとする人と人との関係のなせる技だと思う。時代が動きそうな感じか。
2018年7月17日 スタディグループ火曜会例会
所属のスタディグループ火曜会の月一例会に参加。会場は、市内のグランドホテル会議室にて。
今回は、オリンパステルモバイオマテリアル社によるテルダ―ミス他の製品説明会が行われた。テルダーミスは、コラーゲンを利用した真皮欠損グラフト(火傷による皮膚欠損での再生材料)に利用されるが、口腔内の粘膜欠損にも利用される製品である。その組成、利点他の専門的にレクチャーで、密度ある夜に!
その後F会員の「アンカースクリュー」を利用したケースプレゼンを拝聴。アンカースクリューは、歯牙移動のための骨内に埋入するスクリューインプラントであり、それを固定源に矯正用ゴムで歯牙を移動させる。スクリューの皮質骨内への物理的陥合が維持の仕組みで、骨との結合(オッセオインテグレーション)はせず、目的が達成された後は、スクリューの逆回転で撤去へ。
アンカースクリューの手技は、大よそ理解しているが、検討へ…
2018年7月14日 日本睡眠歯科学会セミナー
所属の日本睡眠歯科学会の夏季セミナーに出席した。
今回は北海道開催という事で、会場は北海道歯科医師会館にて。
会場は、ひな壇の視聴覚室で、着席びちびち状態!早めの会場入りで、最後列の席を確保できたので良かった。セミナーの方は、有意義に。
実は、現在いびき対応マウスピースを自ら使用、体感中。
この切り口から睡眠歯科医療を実践、その先の無呼吸への対応を。
一般的なニーズの代表である「いびきの騒音」は、家族間では大きな問題だが、騒音を引き起こす生体の環境は、健康を阻害する可能性のサインともいえる。安定した睡眠時の呼吸環境を整えることが、未来の脳血管疾患の改善策となる事はエビデンスのある常識となっており、日々の疲労感・不快感の改善と合わせて取り組みたいと考える。
また早い段階の予防の観点からは、小児に対して呼吸・睡眠が健全なものになる機能と環境の育成を保護者に啓発することが重要。環境の改善には、顎骨の発育誘導をポイントとした矯正診療を今後も重視し、社会に少しでも寄与できればと。
今回も勤務医時代の同僚であったY先生と再会でき、色々な話も出来たのは良かった。また11月に筑波の学術大会で!
できれば秋葉原で呑みたいね!
2018年7月6日 十勝歯科医師会年齢別ブロック会議
十勝歯科医師会主催で、年齢で前半後半に分けての「年齢別ブロック会議“皆で気ままに語る会”」に参加。
会場は市内居酒屋「食歓場」にて。
過去にも同様の意見交換会はあったが、今年からシニア世代の部に。先週の若手意見会での意見と、シニアの意見には、世代間ギャップが有るようで。
歯科医師会の今後の方向性や、それに伴う会費の問題、また歯科技工士の受給問題がテーマにされたが、色々な考え方が有るものである。
まさに気ままに語る会!
2018年6月30日 スタッフ歓迎会!
3月末に診療室に入職したYスタッフさんの歓迎会を行う。
会場は、市内の大木ストア焼肉ガーデンにて。
屋根有のアウトドア的会場で炭火で焼き大会。その週の寒さと打って変わり、当日の気温上昇で、屋根はあるけど皆さん暑かったか?
院長もノンアルビールをぐいぐいで、さらにちゃぽちゃぽに。
Yスタッフさん、これからもよろしくです!!食べましたか?
2018年6月28日 帯広市乳幼児歯科健診
帯広市の乳幼児1歳6カ月歯科健診に出動した。
会場は、帯広市保健福祉センターにて。
健診では、対象幼児はまだ20本の乳歯が生えそろわない時期であり、そしておお泣き大会だが、前歯の歯列不正や、今後の顎の発育促進がより望まれるケースが少なくなかった。
今後の食生活に対しての工夫は、最重要事項である。
そんな話を連続して話したような・・・言われれば理解できる事で、何となくはわかっているのだが、口腔の発育に対し食習慣が密接に関与するという具体的認識がまだまだなのが現状である。
私たちの地域での取り組み課題と考える。
2018年6月26日 帯広市介護認定審査会
帯広市介護認定審査会に出席。会場は、市役所10階会議室にて。
流会が有って久しぶりな感じであるが、事前確認の下、私の担当ケースも含めて粛々と遂行す。40ケースにはそれぞれの生活が有り、それぞれの人生が有る。その事を忘れてはならぬ!
2018年6月25日 豊成小学校歯科健診へ
午前休診にて、市立豊成小学校歯科健診にYスタッフとともに出動した。帯広市内では、児童数が最大のこの小学校は、校舎も新しく立派なつくり。と言っても、この学校を担当するのは初めてで、宜しくお願いしま~す!という感じ。
しかし、責務は自分なりに果しましたが!
2018年6月23日 会館センター連絡協議会
土曜日夕方より十勝歯科医師会で歯科保健センターでの障がい者歯科診療、休日歯科診療を地域で進める会館センター部の連絡協議会に参加した。参加者は、協力医の先生と歯科衛生士会の面々。
会場は、市内の焼き肉店「平和園」にて。
初めに事前の質問事項についての質疑応答がなされ、その後懇親会に移行。焼き肉を見つめながら、芋ロックを見つめながら?参加者と談笑するが、その談笑の中に大事なことが有る!(と、信じている?)
大事な事はあったと思うのだが、移動しての「D亭」で爆睡してしまって。
最後は睡眠協議会、何ら協議せず!
2018年6月23日 十勝歯科医師会障がい者歯科診療
十勝歯科保健センターでの障がい者歯科診療に、土曜日午後従事する。この診療を事業として担当しているのは、歯科医師会の会館センター部であり、今回はそのT部長と会員の中から輪番で協力となった先生、そして北大歯科麻酔科からのサポート出張医の先生と歯科衛生士会からの担当衛生士のチームで診療にあたる。
今回の診療では、多少シビアなケースもあったが、無事終了!
今週ずっと曇りで気温が低い日が続いていたが、久々の晴れで気温上昇となり、心も晴れやかに帰途に就く。
といっても、帰宅でなくその後に開かれる連絡協議会(街中にてアルコール懇親会につながる・・・)の会場に足は向いたのだが・・・
それも足取り軽やかに?
2018年6月22日 歯科医師会帯広会予防歯科事業でひと仕事!
十勝歯科医師会での帯広市内の会員の組織「帯広会」。
昨年度よりその総務幹事の任にあるが、今回帯広市との乳幼児予防歯科事業での協力歯科医院受診の際の口腔の発育・機能の診査ガイドの作製を担当し、無事完成となる。
予防歯科事業では、主に虫歯予防としてのフッ化物無料塗布(1歳6カ月から半年毎に6歳まで)がメインの位置づけであったが、受診の機会に口腔の発育・機能の診査を行い、保護者に説明、必要な指導の取り組みを拡大して欲しいというのが、担当者の願い。
2018年6月22日 帯広養護学校歯科健診
学校歯科医を務める道立帯広養護学校の学校歯科健診に診療室のT主任、Ⅰスタッフとともに出動。健診は、協力医のお二人のk先生とスタッフの方と進めた。私の担当は小等部の児童で、時に定位置を離れて床面で診査するようなケースもあったが、教職員の先生と協力して職務を遂行。
通常学校を担当する歯科医師からみると、健診は大変でしょうと声かけされる事が有るが、当の本人たちは粛々と進めて通常業務の範疇。
そして、気持ち良くお仕事終了!
みなさん、どうもお疲れさまでした。
2018年6月19日 スタディクラブ火曜会例会
所属のスタディクラブ「火曜会」の月一例会に参加。
会場は、市内グランドホテル会議室にて。
今回は、会員がそれぞれお勧め品を持ちよりミニプレゼンする「いいものグッズ大会」仕事に関係するものでも、しないものでも何でも可!
しかし今夜はサッカーワールドカップの日本戦がこの後あるという事で、一人持ち時間6分間に!
私は、2冊の本を紹介。時間内で!
2018年6月17日 十勝連携の会地域住民啓発寸劇の芽室町公演
所属の十勝管内の医療介護福祉行政職の有志で構成される「十勝連携の会(通称:てんむすの会)」の在宅医療啓発寸劇に参加。
今回はてんむすの会主催で、後援が芽室町。会場は、町内のメムロードにて開催。セミナースタートは14時だが、9時に会場入りして皆で会場設営にあたった。かなり広いホールでリハーサルを通し、その後控室でわいわいと弁当を。気心が知れて、いい感じ!
公演を無事こなした後、参加した住民の皆さんとでグループワークを お茶をすすりながらの展開も良かったと思う。来月は、士幌町に場所を移す。
2018年6月16日 帯広畜産大学リベラルアーツ講演会
帯広畜産大学の市民にも対象のリベラルアーツ講演会に参加した。
講師は2010年のノーベル化学賞を受賞された北海道大学名誉教授の鈴木章先生で、会場は帯広文化ホール。
鈴木先生の穏やかな口調から講演は始まったが、徐々に熱意あふれる展開に。数学の道を志していた先生が有機化学に魅せられ、突き進んできた結果の「鈴木カップリング」は、特許をとる事もなくその後医薬品から工業製品まで幅広く利用され、世界中の人達の生活に大きな貢献がなされたのだった。日本の科学力の素晴らしさ端を感じ、また超越した人だからこその心根の純粋さと懐の広さに感服した!
講演を拝聴し、自身の仕事においても何をなすべきかを改めて考えさせられた。どうもありがとうございました。
2018年6月15日 歯科医師会写真部総会
所属の歯科医師会写真部(通称TDPC!)の今年度の総会に出席。
会場は、市内の中華店「潮華」にて。
実は、この会の総会と忘年会の会場は、数年来こちらにお世話になっており、2階の個室で協議後の懇親会にスクリーンを持ち込んでスライド上映大会を酒の肴とするのが慣例となっている。という事で今回も!
私も臨床症例も交えてつつ、オチを意識した作品の発表に興じて。
この会の和やかさは、他に例無!
2018年6月13日 歯科医師会帯広会幹事会
十勝歯科医師会内の帯広市内の会員で構成された帯広会の幹事会の運営を担当。会場は、十勝歯科医師会館会議室にて。
今年度初の幹事会では、報告事項の確認といくつかの協議事項を討議。来月には学校健診終了後の健診連絡協議会、人呼んで「ビール会!」の開催を。
余興、何する?
2018年6月12日 専門学校講義〈8〉最終講義
帯広コア専門学校歯科衛生士科1年生の「医療倫理学」の講義の8回目を担当した。今回が最終講義となる。
今日のテーマは、「歯科衛生士の社会的使命と歯科医療の責務」
最終回は、板書の後初めてパワーポイントにて歯科医療の責務を学生さんにお話しした。医療倫理学を通して将来医療人として羽ばたく皆さんへ横道にそれつつも、自分の言葉で伝えるべく講義を進めてきたが、これからの一助になれば幸いである。
どうもお疲れさまでした!
そして、これから続く学生生活を楽しみながら、目標に向かって頑張って行って下さい!
2018年6月9~10日 日本顎咬合学会 第36回学術大会
所属する日本顎咬合学会の第36回学術大会に参加した。
会場は、東京有楽町の東京国際フォーラムにて。
この学会の会員数は約9,000人と聞く。歯科医療の学会としては最大規模の組織であるが、この2日間の様々な発表等で世界の中での日本の歯科医療を体感することができると個人的にはとらえていて、非常に有意義な2日間。講演数は多数あるのだが、時間やエネルギーの都合もあり、自分の深めたい分野、確かめたい内容に特化して会場内を移動した2日間だった。
中でも小児歯科分野での口腔機能発達不全症への新潟大学での取り組み、糖尿病と歯周病の相互関係を熱くお話しされた西田内科医師、そしてフレイルを国民運動へ発展すべく戦略を実践している東京大学医学部の飯島教授のこれまた熱意がたぎった!講演、学会最終聴講では、咬合療法を診療室で積極的に進める機会となった北九州の筒井先生のお話しが印象的だった。
飯島教授のフレイル、そしてオーラルフレイルを国民の常識にするための仕掛け、戦略には圧巻だった。国民に伝えるためには、その伝えるべき内容をとろとろに煮込んで、そして相手のつぼにはまらなければ結果は絶対でないと。必要な事柄を軽く考えさせてはならない!
健康教室に集まった健康お宅的な人たちに
「健康のために歩きましょうね~!」
「良く噛んでたべましょうね~!」
といっても、みんなは言うでしょう
「そんな事は知ってま~す!」と。
これが、行政が10年全国各地で取り組んでいても、一向に結果に結びついてない原因である。それは相手のつぼにはまってないからだと。
「2週間寝たきりだと、7年間分の筋肉が減少するんですよ!」
と話すと皆さん、「え?」となる。
そしてその取り組みは、自分事化してもらえるかどうかにかかってくる。
そのためには、元気な高齢者サポーターを各地につくって、集りの際にお互いがわいわいとチェックできる仕組みを作っている最中なんですと。
また先生はこうも言う。週に一度のお友達とのカラオケを楽しみにしているおばあちゃんに、毎日外で歩きましょう!と言ってもやるはずがない。楽しみはカラオケなのだから。
ならばそのカラオケを週に2回に増やして歩いていきましょう。(運動器のフレイル予防)
お友達2人でなくて5人でいけませんか?(社会性のフレイル予防)
その際3曲歌うところを6曲歌いましょうよ。(口腔のフレイル予防)
確かに歯科医師会等の取り組みでも、地域でそう効果が見えない事に通じるのではないか。理由は、進め方のセンスや工夫が不足していると考える。それを自己分析できているのかも大きな問題。頭を硬くしてもダメという事だと思う。
飯島先生の歯科医療に対する期待にこたえられるかは、近未来の正念場だ。手札は十分あると思う。あとは、柔軟性と熱意、そしてその能力が問われる。
2018年6月8日 十勝歯科医師連盟懇談会
政治的な側面から歯科医療の社会寄与を進める目的の十勝歯科医師連盟の懇談会に参加。会場は、市内の居酒屋「ささじま」にて。
今回は先の帯広市市議補選にて、永年の想いを掲げて見事当選した O先生の市政報告と今後の抱負等をお聞きし、意見交換する事がテーマの懇談会となった。医療介護の代弁者としての側面と、また市政全般の勉強も深めていかなければならない議員としての先生の使命は、大変なものであると考える。歯科医師連盟としても今後もサポートしていき、市民の健康に貢献する取り組み等が進む事を願うばかりだ。
2018年6月5日 専門学校講義〈7〉へ
帯広コア専門学校歯科衛生士科1年生の「医療倫理学」の講義の7回目を担当した。
今日のテーマは、「インフォームド・コンセントの実際」
インフォームド・コンセントの概念は1950年代のアメリカで産声を上げたが、それを紐解けば1890年代にドイツで患者の同意なしの治療に違法判決が有ったりと、その考えの必要性は少しずつ唱えられてきていた。
しかし、その「説明と同意」は、医師の法的責任回避が目的では勿論無く、患者中心の医療を進めるにあたっての必然であること、患者の自己決定権の中には、知らないでいる権利も含まれることなどを学生さんにお話しする。またEBMからNBM(患者さんの人生の物語)への考え方の広がりなども触れることができた。
患者さんにも色々な性格の方がおり、それを踏まえてしっかりとコミュニケーションをとって行く事が、仕事を問題なくスムーズに進める極意ですよ!というような現実的な話もしたりして。社会に出れば否応なしにそういう現場が待っており、自らが地雷を埋設して踏む事のないスタンスと行動を頭に留めておいてくださいとも。講義も残すところ1回だ。
2018年6月2日 お口の健康フェアに参加
土曜日午後から行われた十勝歯科医師会主催の地域イベント「お口の健康フェア~むし歯予防デー」に参加した。
会場は、市内中心部のとかちプラザにて。
昨年と同じく、十勝歯科医師会の活動に対する市民サポーターである8020推進員の皆さんが、来場者へ咀嚼の重要性を啓発する「カムカムチェックガムブース」と、鼻呼吸の習慣が健康へ寄与する事を伝える「あいうべ体操ブース」で活動頂いたのだが、そちらの担当を務めた。
啓発の事前資料を作成し、イベント前にレクチャーさせて頂いたのだが、推進員さん達の前向きな姿勢にはいつもながら感服。
こういう方たちを大切にしなければならない!
イベントは無事終了!
こういう土曜日午後の過ごし方も良いもの。
2018年6月1日 診療室ミーティング
午前終わりの時間に診療室ミーティングを行う。
今回のテーマは、現状の診療方針とその意義の確認と、今後診療を検討する睡眠歯科医療のレクチャーとなる。まずは診療室内で認識を共有して、来院患者さんへの情報発信・啓発活動、そして潜在的ニーズを抱える方への医療実践が目標。
睡眠の世界ですな…zzz
2018年5月29日 専門学校講義〈6〉へ
帯広コア専門学校歯科衛生士科1年生の「医療倫理学」の講義の6回目を担当した。
今日のテーマは、「生命に関わるその他の問題」
脳死判定基準から脳死後の臓器移植、生体移植そしてES細胞、iPS細胞を利用した再生医療についてお話しする。範囲は広く難しいのだが、学生さんには勉強の良い機会になれば。
2018年5月28日 十勝連携の会幹事会
診療後、十勝管内の医療介護福祉職有志による十勝連携の会の幹事会に出席。会場は、開西病院会議室にて。
今回の幹事会での前半は、帯広市議会のがん条例策定チームの議員さんがいらしての意見交換会となる。今や2人に1人ががんを経験し、3人に1人がそれで亡くなるといわれているが、その中で自分らしく生きられる安心できる地域をどう作って行くか、そこには「街づくり」の概念が必要である。改めて考える場になったと思う。
その後は通常の幹事会。来月芽室町での地域啓発寸劇公演の打ち合わせを。秋に札幌遠征の話も出てきて、だんだん脂がのって。。。
2018年5月26日 障がい者歯科診療から総会へ・・・
土曜日午後より、十勝歯科保健センターで行われている障がい者歯科診療に出動。今回は、以前共にその診療に携わっていた先輩のM先生が、一般会員の輪番参加の枠組みでいらして。
先生がこの診療から離れてかれこれ10年近い。
その頃、長らくボランティアで、この診療のために自己の休みの時間を割いていた数名の先生がいた。
当時の執行部の障がい者歯科診療の考えと、現場で担当する先生たちとの間で齟齬が生じ、結局そのチームは皆担当を離れた。
私もその中の一人。しかしその後再び診療に復帰し、今に至っている。
歯科医師会の会員は、色々な考えの方がある。それは多様化で良い。しかし、地域のためにと、手弁当でも時間を割いても良いという先生たちも一定数存在した。私はそんな考えにプロとしての責任と心根を感じていた。私もそんな波長を持つ人間だからだ。
しかし、その波長と合わない人もいる。公的組織の地域寄与を考える時にその波長を理解できない事は、地域で生きる医療人としていかがなものかとも思うが、たびたびの総会でその波長に疑問視を投げかける先生がいた事には、少々納得いかない事だった。
「軽い気持ちで意見するならば、この診療に従事して現状を理解したうえで、発言すべきと。」そんな事も思い出して。
この日の診療は、無事終了した。
すぐ4時からは2階の講堂で十勝歯科医師会の定時総会に出席する。あの頃のような意見は、出席者からはもう出ないし、当時そんな事が有ったという事も皆さんの記憶から薄れているだろう。
しかし、私の記憶には明確に。。。
2018年5月22日 専門学校講義〈5〉へ
帯広コア専門学校歯科衛生士科1年生の「医療倫理学」の講義の5回目を担当した。
今日のテーマは、「生命の終わりに関わる問題」
インフォームド・リフューザル。1981年リスボン宣言に明記された判断能力のある成人患者においての自己決定権の中の「診療拒否の権利」
まさに死を考え生を全うするテーマである。
その中で「安楽死」の考え方や世界事情、消極的安楽死である尊厳死なども講義を行う。ブラックジャックに登場するドクターキリコ、古来日本の切腹の介錯、現在参加している多職種の会で地域で行っている寸劇での緩和ケアによる在宅医療の話なども挟み、学生さんに話す。
重い問題であるが、是非とも頭に留めて頂きたい。
2018年5月17日 L歯科材株式会社の取材を・・・
昨夜、L歯科材株式会社の取材を受ける事に。診療後の待合室にて。
テーマは「地域包括ケアシステムの中での歯科医療」と言う事で、事前に質問事項を頂き、やり取りを経て今回に至る。
取材中は、雑談の域の話も含め自分なりの地域で想う事を述べさせていただいた。今考えると、余談の割合が高め・・・
いずれにしても、今回このテーマを頂き、改めて自分の足跡も振り返り、またこれから地域の中でどうすべきかの考えを再確認できた。
取材中は、相手の方が上手に質問して頂いたので、素の感じで(素過ぎたか?)思いをお話しできたような。
口呼吸が過ぎたか?(過ぎたかが多い!)
その中で、ある地元の多職種有志の会の例を。
会員の人たちは、手弁当でも何か地域のための一助に!という姿勢で活動され、心根の暖かさに私は感服していると。何かリターンを求めての行動とは、ものが違う。
そういう人たちの汗が、地域包括ケアシステムの構築の原動力になるのではないだろうか。
今回は、良い機会になり、どうも有難うございました。
2018年5月15日 帯広市介護認定審査会
帯広市介護認定審査会に出席した。全12合議体の中で、しんがりの第12合議体の委員に配属。会場は、帯広市役所10階会議室にて。
十勝歯科医師会帯広会からの出向で、これより6カ月の任期。行政の担当は保健福祉部介護保険課で、審査会以外でもお世話になったよく知る方もいてなじみやすい。しかしこの審査会委員自体は、8年ぶりくらいで、少々緊張の幕開け。
記憶、よみがえった?
2018年5月15日 専門学校講義〈4〉
帯広コア専門学校歯科衛生士科1年生の「医療倫理学」の講義の4回目を担当した。
今日のテーマは、「バイオエシックス(生命倫理学)に関わる問題」
バイオエシックスは、1970年代にアメリカにて、医療や生命科学によって生じた倫理的、哲学的、法的、社会的問題を研究する学問である。
生命の始まりに関する倫理的問題として人工妊娠中絶、生命の選別、生殖補助医療そして優生思想の歴史的説明などを講義した。
だんだんと内容が深くなってくる。
しかし、将来医療人として羽ばたく学生さんに伝え、そして自らの確認も行い、しっかりとやって行きたい。
2018年5月12日 高校十勝地区同窓会
函館ラサール高校の十勝地区同窓会に出席。
会場は、市内の喜久代寿しにて。
冠に「温泉ゼロ泊懇親会?」と銘打つ。
以前は十勝川温泉に宿泊して開催していた同窓会だった。しかし、なかなか時間をとっての参加が難しいとのこと、宿泊同窓会は廃止に。その風情?を残すべく、懇親会前に近隣のホテル温泉にて、入浴してから移動して参加するコースが選択肢になって数年が経つ。
(どうしても温泉に入りたい~?)
ちなみに私は、直接懇親会場へコースを選択。
と言う事で、湯上おじさんが多数いてスタートする懇親会。
いつもながらの老若男々・・・
老いも若きも男子校気質は健在で、集まると校風で言う「ファミーリースピリット」感。隣の後輩に、「寮生番号何番でした?」から会話をスタートしたりして。。。
参加者は、医療関係者の割合は多いが、金融、報道、商業そして政治もちらほら。函館の高校なので、支部内の同窓人数は少ないのだが、地域で皆がんばろう!という気質が存在する。
斜め前にとある政治関係者がいて、誤嚥性肺炎について質問をされて飲み会の雰囲気に合わせて?ビールを嚥下しながら、説明する。この問題を知らなかった事に、こちらは驚いたのだが・・・
いずれにしても宴会はテンポ良く、心地良い時間となった。
日吉の丘より望む、宇賀の浦の波ひかり~
思わず校歌・歌いそう…
2018年5月11日 十勝歯科医師会帯広会・総会
十勝歯科医師会での帯広市内の会員で構成される帯広会の平成30年度総会を担当した。会場は、市内のアパホテル帯広駅前にて。
資料は緻密に、そして総会進行は明るく!を実践。
明るい総会とは何ぞや?だが、同じやるなら充実感の中に明るさは必要でないでしょうか?(誰に言ってる?)
任期あと1年間、責務を果たしまっせ!
2018年5月9日 帯広柏葉高校・学校健診へ
午前休診で、朝より帯広柏葉高校の学校歯科健診にSスタッフとともに出動。ポリシーの「明るく健診!」を実践。
(このポリシー、やっぱり変わっている?)
高校生の口腔内は、う蝕の罹患は少ない。しかし、歯列不正と顎関節の日常生活の習癖などによる負荷の蓄積に起因する運動制限のサインは、数多く認められた。その都度生徒さんに必要なお話となったが、
「授業中の頬杖禁止ね!」を何度連発した事か。。。
いずれにしても無事終了。どうもお疲れさまでした。
2018年5月8日 専門学校講義〈3〉
帯広コア専門学校歯科衛生士科1年生の「医療倫理学」の講義の第3回目。
今回は、「医の倫理の国際規範」をテーマに患者さんの権利をうたったリスボン宣言や、倫理的な研究のためのヘルシンキ宣言などをお話しし、最後の時間で歯科衛生士の社気的使命について現状の説明と、幅広い視野で歯科医療から地域住民の方々の健康増進に邁進できるプロになって欲しい希望も添えて講義を行った。(少し熱すぎたか?)
よってホワイトボードに斜め書き等、学生さんには大変失礼致しました。
倫理学は、非常に大切で、そして興味深い科目です!
(私の講義が面白いか否かは、謎だが・・・)
2018年5月1日 徳島大学歯学部同窓会誌に寄稿
出身の徳島大学歯学部同窓会「蔵歯会」の発行する同窓会誌に寄稿した。
表題は、「思えば遠くにいたもんだ」に。
武田鉄也率いる「海援隊」のふるさとを想う楽曲、「思えば遠くに来たもんだ」からモチーフに。
卒後25年経ち、気が付けば(今気づいた事じゃないが)遠く離れたここ十勝で、自分はどうしているのか?をお国事情の紹介などを含めて綴った。
結構「人」っていうもんは、そう変わらないのかもしれない。
しかし!25年前にすでに知り合っていた大学同窓の家内の精神力は、変わったかもしれないが!
2018年4月29日 ジョイプラ・ワンコインコンサート
「ジョイプラ・ワンコインコンサート」に出場。
これは市民演奏家出演のコンサートで、他はクラシックの方々の中でポップス、ジャズの楽曲でアコースティックベースを担当した。
会場は、市内の 十勝プラザ・レインボーホールにて。
グループ名は、「横山ユニット」。
今回急遽その名前になったようだが?メンバーは、テナーサックスのS歯科医、ドラムのY内科医、そして紅一点ピアニストのYさんとベースの私。
演奏楽曲は、
- ニューヨーク・シティ・セレナーデ
- グリーン・スリーブス
- マイ・フーリッシュ・ハート
- オータムン・リーブス
- フライ・ミー・トウ・ザ・ムーン
ステージ上では、クラシックのためのホールなので当然返しスピーカーなども無く、アコースティックな演奏になるのだが、非常に音がまろやかで、気持ち良かったのが印象だった。
また、今回でボサノバなどが少しわかってきた感じがする。
市内では桜も開花したが、GWの良きひとコマに。
どうもお疲れさまでした!
2018年4月28日 歯科医師会障がい者歯科診療
土曜日の午前診療後、午後より十勝歯科保健センターで行われる障がい者歯科診療に参加した。
診療では少々難しいケースもあったが、患者さんも頑張って頂き、スムーズに職務を果たせられた。
GWスタートの土曜日午後ではあったが、快晴で気持ち良く普通に仕事、それもまた良し!
2018年4月26日 日本成人矯正歯科学会春季セミナー(ウエブです!)
大阪で開催された日本成人矯正歯科春季セミナーをウエブにて、帯広会場にて受講。会場は、十勝歯科医師会館会議室。
今回のテーマは、デジタル矯正という事でお二人の先生が講師となって、インビザライン(マウスピース矯正装置)や、デジタル印象と情報の管理などをご講演された。技術の進歩はめまぐるしいことを体感した。
アナログ人間で、尚且つ学会の非会員の私ですが、勉強に…
その後受講した4人の先生と振り返り懇親会を市内「纏寿司」さんで。
こちらは、アナログな話に大盛り上がりで!
(アナログすぎましたか、とても人間臭い!)
2018年4月25日 十勝歯科医師会帯広会・介護認定審査講習会
十勝歯科医師会内の帯広市の会員で構成されたのが帯広会主催の介護認定審査講習会の運営を担当した。講師は、長らく審査委員を務められるY先生を講師に、5月から委員を担当する会員と歯科衛生士会の方も受講。会場は、十勝歯科医師会館にて。
講習会を担当したのだが、私も来月より久しぶりに審査委員の任期となり、講師の話をもとに資料に書き込み多数。講師のわかりやすい説明と、和気あいあいとしたいい雰囲気での講習会であった。
その後、講師を囲んで有志で懇親会「だんらん亭」へ!
来月から宜しくお願い致します!
2018年4月24日 専門学校講義〈2〉
帯広コア専門学校歯科衛生士科1年生の「医療倫理学」の講義2回目を担当した。
今日の講義は、前回の「伝統的な医療倫理」から第二次世界大戦後を節目としてその後の世界観や個人の人権、人生観の多様化、複雑化に基づいての「新しい医の倫理」にテーマを移した。
後半には「患者中心の医療」、「疾病」を見るのではなく「人」を診る医療、そして患者さんを中心とした職種のチームによる対応を解説。
これは自分の学びにもなる事であることを実感。
2018年4月21日 十勝連携の会地域住民啓発寸劇の広尾町公演
所属の十勝管内の医療介護福祉行政職の有志で構成される「十勝連携の会(通称:てんむすの会)」の在宅医療啓発寸劇に参加。
今回の主催は広尾町で、「在宅医療推進セミナー」の一環で行われた。
会場は、広尾町コミュニティセンター・ホールにて。
セミナースタートは14時だが、現地に10時集合となり、快晴の下、広域道をひたすら南下のドライブ。結構遠いものでしたね。
集合後舞台設定(劇団の風体だ!)の後、リハーサル(通し稽古ってやつ?)をしてみんなでおにぎり昼食を。今回の地域行脚は3回目で、段々と精度が増してきてるんじゃない?との声が・・・気心も知れて、凄いいい雰囲気となっている。この雰囲気、同業の先生たちの空気感では、まず認められない(あら、言っちゃった!) 皆さんの地域への心ざしが、素晴らしいと感じています。
寸劇「輝いて生きる!」は無事終了し、その後は、地域の多職種有志の会「ケアカフェ南とかち」主催のグループワークとなり、私もその中のテーブルに混ぜてもらい談話の中へ。
寸劇の伝える力は、非常に大きいと実感。そして今回のようにその後のグループワークで、重い想いを語り共感しの流れは、全体の企画を非常に良いまとまりとする事を知った。
次は?
6月に芽室町で、会いましょう!
2018年4月20日 北斗病院口腔外科ミーティング
北斗病院歯科口腔外科主催の「十勝口腔外科ミーティング」に参加した。
今回は、北海道大学大学院歯学研究科高齢者歯科学教室の山崎 裕教授を講師に 「口腔機能低下症への適切な対応」をテーマに講演を拝聴。
会場は、十勝歯科医師会館講堂にて。
この春の診療報酬改定にて、新たに「口腔機能低下症」、「口腔機能発達不全症」の病名が保険収載された。前者は主に高齢期の方が該当し、後者は小児期の方が該当し、その病名に対し検査による診断と指導料が作られた。これは時代のニーズに即したものである。
今回はその口腔機能低下症の説明を前に、全身の虚弱の状態フレイル、その前のプレフレイル、そしてオーラルフレイルの詳細な説明と、いよいよ保険診療で本格化が望まれる口腔機能低下症への対応について丁寧にお話しされた。この流れの目指す事は、要介護予防であり、健康寿命の延伸ひいては医療費の高騰抑制である。
実は保険収載された診断のための推奨検査機器は、設備投資を有するものでもっとそのハードルなく臨床への取り組みがなされるのが望ましいのですが、との講師の弁であったが、その検査機器の多くは当診療室に既に備わっているものであり、保険診療に乗っ取っての有効活用をしなければならない事を改めて認識。
どうもありがとうございました。
2018年4月19日 白樺通り地域包括ケア協議会・定期総会
所属の白樺通り地域包括ケア協議会の本年度の定期総会に出席。
会場は、 開西病院会議室にて。
この協議会は、帯広市西部を東西方向に位置する白樺通り沿線にある医療介護機関の有志で構成された地域包括ケアシステムの民間による醸成を目的とした組織であり、厳密には当診療室は1本南に位置する新緑通りに面しているのだが、2年前に知人のケアマネージャーさんより御誘いを受けて会員となっている。
この会では、職場間での勉強会や、市民対象の講習会を開催しており、歯科医療者として地域へのお手伝いを今後も微力ながらできればとの想いである。
因みに、その後の話の流れ?でこの会の副代表となってしまって・・・今回、閉会のご挨拶を担当したが、そこではここ十勝は明治開拓期に、屯田兵の入植は無く、官に頼らず民間主導で開拓がすすめられ、その心意気が今でも脈々と受け継がれているとの話をさせて頂き、今年度の協議会の事業が地域での先駆けとなる事を願っていますと結ばさせて頂いた。
今年度もよろしくお願い致します!
2018年4月17日 スタディグループ火曜会総会
所属のスタディグループ「火曜会」の月一例会へ。会場は、帯広グランドホテル会議室にて。今回は、平成30年度の総会となる。
その前に、アステラス製薬のプロパーさんによる消炎鎮痛剤「セレコックス錠」の商品説明を受ける。口腔内では外傷、炎症、外科処置後の適用であるが、急性疼痛には効果が大きいとのお話が。
本題の総会では、事業・会計報告、そして事業計画・予算の確認を行った。あと15回で例会通算500回という事で、記念事業の発案が有り、今後揉んでいく事になる。
その後、日本歯科医師会から今年発行された「アナフィラキシ―ショックへの注意」について、勉強会となった。その中で局所麻酔薬キシロカインでの事例が存在するのだが、そこにスポットを!
宝くじにあたるより低い確率なのだが・・・しかし!
それにしても、例会500回ですか!
先輩から受け継がれた歴史は、大きいものであり偉業である。因みに一昨年度まで会計を引き受けていたが、300回記念の会計作業(400回記念もやったが)は、非常に煩雑だった記憶が、雑談から呼び起こされた。「あの時は、ホント大変の極みだった・・・・」
現会計さんに、エールを送ります!!
2018年4月17日 専門学校講義スタート!
今年も帯広コア専門学校歯科衛生士科1年生の「医療倫理学」の講義を受け持つ事になり、その1回目がスタートした。
昨年の経験で、かっては少しわかったつもりだが、充分な緊張感を持ってまず自己紹介から、学生さんそれぞれの志望の同期や展望を聞かせて頂いた。掴みは?
医療人としてのスタートを切る学生さんへ、社会人の先輩(どんだけ先輩よ?)からのメッセージを込めて、医療者の倫理的な歴史の流れや知識、そしてこれからの社会人、医療人としての人生へのプロとしての心構えを、自分なりに講義していければと考え、また私も改めて一緒に学んでいきたい。
しかし講義のスタイルは、相変わらず遠く学生時代のバイトでの塾講師や家庭教師の経験が随所にちりばめられつつも、教育に携わるちょっぴり熱さ(暑っ苦しさ?)も、ちりばめられていますがね…
学生の皆さん、こちらもよろしくお願い致します!
2018年4月15日 プレオルソいびき改善セミナー
マウスピース(オーラルアプライアンス)である製品名「プレオルソ」を使用したいびき改善セミナーに出席。講師は、岡山市の大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳先生。会場は、東京御茶ノ水の中央大学駿河台記念館にて。
講師の大塚先生考案の「プレオルソ」には、今まで3種類の形態が有り、私はその中でも「プレオルソ3」を、就学前の反対咬合を有する小児患者さんへ治療装置として使用してきた。この装置は舌の機能により顎骨や歯列を発育・拡大させる機能的矯正装置だが、この装置を使用する事によって舌の位置が好転し、睡眠時のいびきが減少することが解ってきたという事である。
そこで今回大塚先生の改良により、舌の位置の改善に特化した新しい「プレオルソ」が開発された。その情報は、昨秋の日本睡眠歯科学会で目に触れることがあり、じかに学べるこの機会を待っていた。このエッセンスを得て、睡眠時のいびき、そして呼吸障害に対し、臨床に取り入れたいと考えている。
現在の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対して、歯科医療からのマウスピースによる治療は既に存在するが、その装置の装着により下顎を前方に出す仕組みで、それによって舌の沈下による気道の閉塞を予防することが期待される。しかし長期装着による実際の問題点もある。それは、顎関節へのリスクや、歯牙の傾斜、上下のかみ合わせの変化があり得るという事だ。しかし、生命の危険を予防するならば、いたしかたないだろうとの考えも存在する。個人的には理解できるのだが、どうもすっきりしないところが私の心にはあった。
そこで今回登場の「プレオルソ」の視点は、下顎を前に出す事で無く、舌を前上方に筋力アップさせることに主眼を置いている。この作用には、すっきりと合点がいくものであり、当診療室の睡眠歯科医療を今年より本格的に取り組む礎に選べる治療装置だと考えている。
補足であるが、大塚講師のウイットのある講義も非常にいけており!
講義中、睡眠の魔力全く存在せずの日曜日を過ごせた。
(因みに帰りの飛行機内では、当然爆睡zzz・・・・)
どうもありがとうございました!
2018年4月12日 歯科医師会帯広会監査で立ち会う
所属の十勝歯科医師会帯広会での平成29年度監査の立会人を務める。
監査の先生お二人の会計作業、事業運営での良好の判断を頂く。
さてこれより、5月に開催される総会の資料等を準備し、幹事会2年目へ、つつがなく望みたいと考える。
出席の方々には、どうもお疲れ様でした。
帰りに少々道草?もまた良きかな。
2018年4月4日 歯科医師会写真部幹事会へ
所属の十勝歯科医師会写真部(通称:TDPC)の幹事会に出席。会場は、十勝歯科医師会館にて。
今回の議題は、事業である平成30年カレンダーの制作作業。
会員が持ち寄った写真でカレンダー製作し、5月の歯科医師会通常総会で一般会員へ強く販売する!
その目論見が、また今年も始まった…
(良い事業です!)
2018年3月30日 十勝歯科医師会保険講習会
次年度からの診療報酬改定での北海道厚生局主催の集団指導、一昨日に行われたが、その詳細補足のための保険講習会に出席。主催は十勝歯科医師会だが、札幌より北海道歯科医師会保険担当理事が講師として来られる。会場は、十勝歯科医師会館講堂。
今回の改定での新たな施設基準の複雑さはあるが、さすがに2回話を聞いたので、大分整理された。
20時からスタートして、22時終了。
お腹・・・一杯です!
2018年3月29日 十勝連携の会幹事会
医療介護福祉の有志の会である「十勝連携の会」の幹事会に出席。
会場は、開西病院会議室にて。
今回は、来月に行われる広尾町での在宅医療の選択肢を啓発する地域住民寸劇の打ち合わせと、読み合わせを行う。段々と気心と勘所が知れてきて、非常に和やかながらもディテイルが整備されてきているのがわかる。みなさん、それぞれのお仕事が終わってからの集合だが、熱意とユーモアがいい感じである。
(小声で、つぶやき)
同業者の集りで、なかなかこの空気感は無いね・・・
(全くここだけになっちゃいないが)
2018年3月28日 30年度保険改定集団指導
30年度の保険改定集団指導に午後休診して出席。
主催は、北海道厚生局。会場は、十勝プラザレインボーホールにて。
今回の改定では、新たな施設基準(必要な要件を満たして認可されると、保険診療での評価点数が変わる)が多く加えられ、4月は、結構忙しい様相。社会のニーズに対応しての変化だが、分厚い資料を3時間ぶっ通しで進められた。
終わって、エネルギーを充電だか、放電だかしらねど、気の合う仲間で夕方飲み・・・
こりゃ、いいね!
2018年3月25日 独演会後のジャズライブ
日曜午後より、地元出身の落語家「桂 三段」さんの独演会に行く。
会場は、市内の スタジオ・ライブにて。
毎朝、「わろてんか」で「笑い」は人の生きる力!を学んでいるので、もうしっかり、笑わさせていただきました!
三段さんの話芸は、素晴らしい!
その後、独演会とのコラボで所属バンドでのジャズライブにベースにて参加。枯葉、テイク5他数曲を。
こちらは、「半笑い」程度か・・・
2018年3月24日 十勝歯科医師会臨時総会
十勝歯科医師会の臨時総会に出席。H30年度の事業計画、予算の議決が主たる予算総会である。会場は十勝歯科医師会館にて。
今回は、初めて副議長を依頼される。と言っても、議長の横に寄り添うのがお仕事!しかし、質疑応答では、少々活発すぎる?やり取りが有り、寄りそうだけの副議長も十分疲労した・・・
活発な意見交換は大切なのだが。。。
終了し、降壇の際に副議長挨拶のお役目で、慎重審議のご協力に感謝と、次年度の理事者の歯科医師会でのご苦労への感謝と戦略戦術を駆使した事業での先導、そして我々会員も当事者意識を持って協力に汗をかき、当会のさらなる地域での寄与向上を願う事を述べさせていただいた。(少々、長かったか?)
その後、懇親会での乾杯の後の一言。
「疲れすぎ!・・・」
2018年3月23日 歯科医師会地域医療部会
十勝歯科医師会で所属の地域医療部会に出席。
会場は、十勝歯科医師会館にて。
在宅歯科医療の推進が主たるテーマの部会であるが、北海道からの委託事業である「在宅歯科医療連携室整備事業」での行政からの現場への縛り(ルールとも言うが)が、以前と変化している事を知る。
ひとつは、地域に配置された住民への窓口である歯科衛生士専門員の在宅への訪問のための交通手段を、その人の自家用車利用で無く、道庁職員に準じてバス、タクシーの公共交通を利用するようにとのこと。
事故の問題などを考えると理解可能だが、札幌都市部と道内の町村部では、公共交通の整備が大きく異なる。道中の交通手段に保険をかけることである程度の対応はできそうだが、必要な手配を行いながら各々地域での自由度を持たせていかないと、なかなかこの事業の目を見張る浸透は難しいのではないかと思った。
部会あと、同じ会館内の別室で行われる歯科医師政治連盟会議に出席。こちらも案件が・・・
2018年3月22日 十勝歯科医師会帯広会幹事会
十勝歯科医師会帯広会の幹事会に出席。
会場は、十勝歯科医師会館会議室にて。
今回は、今年度最終幹事会となり、次年度開催の総会等の案件について和やかに?協議を。幹事会内の気心も知れて、いい感じである。
今年度もあと残りわずか。
でもやる事は、まだある・・・
2018年3月19日 スタディクラブ火曜会例会
所属のスタディクラブ火曜会の例会に参加。
今回は、外部講師による特別例会として、市内で開業のⅠ先生を講師に「デュアルホワイトニングの実際」をテーマに講演いただく。
会場は、市内グランドホテル会議室。
当診療室ではホワイトニング、正確に言えばブリーチングは行っていないのだが、知識として確認する良い機会になった。
その後街中のお店「ミートバル」に移動しての懇親会では、会員の先生との親睦を深める場に!
これ以上親睦を深めてどうするのか?
という気持ちも無きにしも非ずだが、いやいや親睦の旅路は続くのだ・・・
2018年3月15日 十勝歯科医師会70周年記念誌
(一社)十勝歯科医師会の創立70周年記念誌が発行された。
掲載された歯科医師会の業績の中に、自らの携わった事業もいくつか列挙されており、当時の記憶が思い起こされる。
今回、記念誌内で担当した「在宅歯科医療連携室整備事業」について寄稿した。4年間の自分なりの奮闘で、少しは 地域への歯科医療の責務遂行の橋渡しになれたか?という思いを込めた文章を綴った。
今後の歯科医師会の地域への貢献継続に大いに期待するところであり、また一会員として地域医療での責務を担っていきたい。
2018年3月6日 帯広養護学校歯科訪問へ
学校歯科医を務める道立帯広養護学校での歯科指導に、お昼休みにスタッフのT主任と協力歯科医のK先生とともに出動。
6月の学校歯科健診の後、2~3学期に隔月で昼休みの学校訪問を行い、健診・診査、食事観察、食後のケアそして教職員や家族からの質問への対応を行っている。児童生徒さんは皆礼儀正しく、先生たちはフレンドリーな様子に、こちらも気持ち責務に臨んだ。
終了後、校長室でお茶をいただきながら少しお話を。
どうもありがとうございました!
2018年3月4日 十勝連携の会・地域啓発劇・音更町公演
所属の十勝連携の会の地域啓発劇「輝いて生きる」の音更町公演に参加。
主催は音更町で、会場は音更町福祉センターにて。
今回で地域行脚2回目の公演だったが、多数の住民の方々が来場され、寸劇での「汗」もあったが、無事終了!
来場者のアンケートを読むと、ぐっと自分の身近なことに感じていただけたのが理解できた。
寸劇の伝える力は、かなり!
2018年3月3日 十勝連携の会地域啓発劇の練習へ
所属の十勝連携の会の地域啓発劇「輝いて生きる」の練習に参加。
会場は、 開西病院会議室にて。
昨年11月に第1回目の公演を新得町で行ったが、明日は第2回目の音更町公演を控える。と言っても、新得町以来の練習となるのだが…
しかし、皆気持ちの良い人ばかりが集まっており、楽しいひと時に。
(と言っても時々、総監督の熱い檄が飛んだりして)
「輝いて生きる」のテーマ、自分の人生の最期をどう生きるかは、とても大切なことである。それを伝える事は、自分にも考える場となる。。
2018年3月2日 帯広中札内会
中札内村出身者の帯広でのふるさと会である「帯広中札内会」に出席。
会場は、市内のガーデンズホテルにて。
私も50代になり、昨年同期の友人が村長になったという事もあって、故郷に想いを!という事で、今回初参加に。
テーブルの方々も殆んどが先輩たちであったが、生前の私の父と面識のある方との話をすると、何だかタイムスリップしたような時間に。
中札内村からの来賓のJA組合長は、少年期の少しの間、柔道の指導をいただいた方で、また商工会長は、子供時代に理容でお世話になった方。懐かしいやら緊張するやらの中、少しお話をする時間を持てた。
初参加者の挨拶という事で、故郷に育まれてここまで来た感謝と、旧友の村長のこれからの手腕に大きく期待し、ご挨拶完了。
どうもありがとうございました!!
2018年2月26日 帯広市歯科保健事業打ち合わせ会
帯広市こども未来部子育て支援課と十勝歯科医師会、そして事業での歯科衛生士担当者との「帯広市歯科保健事業打ち合わせ会」に参加。
会場は、帯広市保健福祉センターにて。
帯広市での乳幼児歯科保健事業のさらなる推進のための打ち合わせとなったが、1歳半から6歳までの半年間隔でのフッ素カードを配布し、協力歯科医院に訪れてのフッ化物塗布予防の利用者増加が一つのテーマだった。
12歳児のう蝕罹患指数であるDMFT指数が、全国平均が0.82本のところ北海道平均は1.5本。しかし道内主要都市の中で帯広市は0.95本と全国平均に近づく数字となっているのだが、継続されている予防歯科事業がこの結果を後押ししていると考えられ、市民への情報発信とさらなる予防利用の喚起とするのが一つの切り口でもある。
個人的には、丈夫な歯をどう使うか?の乳幼児の口腔機能の発達がのちの健康な身体つくりの基礎となる事を、多くの保護者に啓発することが重要と考えており、会議の中で少し意見交換をさせていただく。
会議は終始和やかにいい感じであり、行政担当者、歯科衛生士の前向きな姿勢に私たちも感謝しなければならないと考える。
どうもお疲れさまでした。
2018年2月25日 日本睡眠歯科学会セミナー
日本睡眠歯科学会の「歯科医師のための睡眠学セミナー2018」に参加。会場は、JR東京総合病院大講堂にて。
午前は、「睡眠学」をテーマに、スリープ&ストレスクリニックの林田健一先生を講師に、睡眠学の基本事項を学ぶ。そして午後には「終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)」をテーマにJR東京総合病院の川野奈津子先生を講師に測定の手技と脳波を初めとする検査データの読み方を学んだ。
昨年に続いての参加となるが、おおよそ自分の中で基本的知識は整理されたと思う。今年春より睡眠に対しての診療室での歯科医療の実践を目標としているが、今回のセミナー参加は非常に有意義な機会に。
因みに昨日より結構歩き倒して、足が痛いが・・・
この学会では、再び勤務医時代の同僚のY先生と再会。限られた時間であったが、お話できて良かった。
是非、今度ゆっくりと・・・
2018年2月22日 つがやす歯科医院医療講習会
つがやす歯科医院の医療講習会に栂安院長よりご案内いただき参加。開業前に勤務した職場であるが、当時よりスタッフ数が倍の人数となり、大型歯科医院として多職種連携を含めた地域医療に邁進し、国内の歯科医療ネットワークを構築する栂安院長の熱意と実力に改めて敬服。
今回の会場は、昨年増設された新館「プレンテ」にて、埼玉県でご開業の亀井英司先生を講師に、演題「時代の変化に対応する歯科医療~近年増加するストレス起因性歯科疾患とその治療法~」。
近年増加する顎顔面口腔領域に発症する多様な不快症状は、感染性疾患の検査に見いだされない、ストレスに起因する心身症に属するものが少なくない。人は心身に過剰なストレスが加えられる事によって、神経系(自律神経)・内分泌系(ホルモン)・免疫系(サイトカイン)に乱れが生じることが原因と考えられる。ストレスの継続により交感神経が優位となり、咀嚼筋等の緊張がクレンチング(かみしめ)などのブラキシズムを発症させ、歯周組織や顎関節、頭頸部の疼痛を惹起することになる。
そこで今回の講習では、HRV(心拍間変異分析)によりストレス状態を診断し、生体深達性の高い近赤外線パルス照射機器によって星状神経節照射による自律神経の安定化を行う臨床報告を供覧した。
自律神経は、こころとからだの重要なキーワードである。そこに踏み込んで積極的に診療に取り入れる実践例は大きなインパクトを感じた。
自律神経の変化は、白血球の成分、マクロファージ・顆粒球・リンパ球の組成比の変化を起こし、人の体の変調をきたす要因となる。私も自律神経を乱さない歯科医療からのアプローチをポイントとして考えてきたが、今回の講習会の参加は、知見を広め今後の臨床への取り組み方の大きなヒントを学ぶ機会となった。
どうもありがとうございました。
2018年2月19日 帯広市子育て支援課担当者との意見交換会
来週に十勝歯科医師会と帯広市子育て支援課との協議会が有るが、それに先立ち、事前の意見交換会があった。
会場は、歯科医師会帯広会の F幹事長のクリニック待合室にて。
行政からは、子育て支援課課長と課長補佐さんとで、テーマは、現在実施されてきている乳幼児の予防歯科事業のさらなる推進。
帯広市では、1歳半から6歳までの半年間隔で、協力歯科医院での無料フッ化物塗布を含めた予防事業があり、対象者には「フッ素カード」が配布されている。しかし、その利用率がもっと伸びても良い状況。帯広市のような取り組みをしている行政は、道内主要都市には見当たらず、その地道な取り組みもあって、12歳児のう蝕罹患指数DMFTは、全国平均0.82のところ、北海道平均は1.5、そして帯広市平均は0.9という結果になっている。
さらなる推進策としては、乳幼児検診時の啓発ポスターや声かけ、市広報での情報発信、そして協力歯科医側の対応の向上。フッ化物予防の枠のみならず口腔機能のチェックと育成のための関わり向上にあると考える。
意見交換は、かなりざっくばらんに行われた。
その後のF幹事長の言葉が印象的だった。
行政とのこれほど踏み込んで連携した活動を過去にほとんど経験したことが無く、すばらしい!と。
私も同感。行政の方の熱心さに感謝と、ならばこちらも「もう」ひど肌脱ぎますか?みたいな感覚に。(うん?見たくない?)
来週、本会議です!
2018年2月17日 帯広市多職種連携研修会
帯広市主催の多職種連携研修会に出席した。
会場は、帯広市保健福祉センター多目的ホールにて。
今回のテーマは「美味しく食べるための多職種連携」で、前半に十勝歯科医師会のO理事の講演、そして後半に歯科衛生士、管理栄養士、言語聴覚士の3人の方がシンポジストとなり、それぞれの立場での取り組みについて実際の症例を交えてお話しとなった。
言語聴覚士の先生のお話を聞く機会は、いままでもわずかな経験で、病院内でのチーム医療の中での仕事の説明は、とても勉強になった。
ミールラウンド(食事観察)は、O先生が積極的に取り組まれており、昨年見学する機会を得たが、対象となる患者さん、利用者さんの口腔状態、嚥下機能評価、姿勢、一口量や食具など短時間にチェックポイントを的確にみて、その後の委員会で多職種で検討する流れである。
しっかりとお口から美味しく食べることが、元気の源であり、「安全に食べられる口づくり」に、私たちもしっかりと寄与できるように努力が必要であると考える。
どうもお疲れさまでした。
2018年2月10日 十勝歯科医師会障がい者歯科診療
休診の土曜日午後、十勝歯科医師会障がい者歯科診療に参加。
十勝歯科医師会館内の、 十勝歯科保健センター診療室にて従事。
ボランティア参加は、かれこれ19年を数えるが、ここで培われたスキルや経験、他の先生とのつながりなど得る事は多い機会となっている。
本当は、もっと多くの会員の先生が幅広く参加し、皆で地域医療の責務を担っていく事が、望ましい事である。
しかし、理想と現実には・・・いつもそんなこと、言ってるが。
いずれにしても、マイペースに自分の責務としてとらえる。
2018年2月9日 十勝歯科医師会歯科麻酔講演会
診療後、十勝歯科医師会・会館センター部主催の講演会に参加。
北海道大学歯学部歯科麻酔科の木村幸文先生を講師に演題は、「歯科診療の偶発症への対応」と題して行われた。会場は、十勝歯科医師会館の歯科診療室にて。ユニット上にマネキンが鎮座しての偶発症の際の実際的対応などを確認した。
中でも、臨床処置に利用する局所麻酔薬でのアナフィラキシ―ショックの事例の供覧は、勉強となった。日常臨床で局所麻酔下の治療は、ルーティンな行動だが、遭遇しうる偶発症の可能性はゼロでは無く、その際の対処を含めて、改めて肝に銘じていきたいと考える。のちに会場を市内の居酒屋に移して懇親会。
かなり、和やかに・・・
2018年2月3日 十勝歯科医師会市町村歯科医会連絡協議会
十勝歯科医師会では、管内の各市町村内に歯科医会を有し、地域での歯科保健活動を行政と共同しながら進めているが、今回はその各地域担当者が集まっての十勝歯科医師会市町村歯科医会連絡協議会が行われ、帯広市からの代表としてF幹事長、N幹事とともに出席した。
会場は、十勝歯科医師会館にて。
各自治体での保健活動や介護事業などは、地域差はあれどおおよそ同じ取り組みとされるが、歯科医師との協働はそれぞれであり、温度差もある。また行政との関係性や歯科医師側の熱も、さまざまであると各報告や意見を聞いていて改めて思った。
フッ化物によるう蝕予防について意見交換の場面があったが、子どもたちのオーラルフレイルの予防において、う蝕予防以外の口腔環境や機能のチェックと必要な情報発信、予防的指導を個人的には重要視している。しかし、なかなかその視点での活動を耳にすることが多くはない。そこで帯広会幹事として次年度帯広市内での、地域でのその取り組み推進のお手伝いをしたいと考えている。
春の一仕事。
2018年1月6日 十勝歯科医師会新年交礼会
本日は、十勝歯科医師会新年交礼会に出席する。 会場は市内の 北海道ホテルにて。
年始めのご挨拶であり、また昨年よりスタートしたO会長執行部体制での初の交礼会。高校の先輩として親しくご指導いただく会長には、常々お世話になっており、歯科医師会内では別の部署担当ではあるが、歯科医師会を通した歯科医療の地域貢献への少しは援護射撃の役割を担えているか?とは現状自問するが。。。
今年もどうぞよろしくお願い致します!
毎年この日には、やっぱり想い返すことがある。。
2名の人との思い出である。
私には、時々切なくなる夜であることは間違いない。
私だけの個人的なこと。
2018年1月2日 中学校クラス会に出席
中学校クラス会に出席。
片田舎なので、小学校もほとんど同じ仲間。もっと言うと、保育所からずっと同じ仲間も多数いる。
会場は、 市内の居酒屋「大庄水産」にて。
原風景の中で和やかに。
西方に、日高山脈の幌尻岳を仰ぎ見た子供時代の日々が懐かしい。
そんな私たちも51歳を数え、皆酸いも甘いも咬み分けてだが、気分は昔にタイムスリップし、わいわいと!
中学を卒業して、同じ高校に進んだ旧友も札幌より来た。彼の家族ももうこの地にはいない。かなり久しぶりの再会だった。今札幌で、医師として活躍している。
変わらず気さくな人柄で、懐かしい時間を。
ある話をしていた時の彼の言葉に「俺たちみんな、努力したよな・・」
というのを聞いた。
ほんと、そうだ・・・
故郷の仲間とは、良いものだ。。。