口腔乾燥(ドライマウス)を予防しましょう:コラム/ますち歯科診療室 MASUCHI DENTAL CLINIC
高年期において、日常生活動作や生活機能の変化は口腔機能の変化と密接な関係にあります。日常生活動作が低下し介護が必要な高齢者ほど唾液の分泌量は減少し口腔乾燥や口腔機能障害を発症しやすくなります。
*誤嚥性肺炎
お口の中の細菌が誤って軌道に入り込むことによって起こる肺炎です。高齢者の方にとって、肺炎は死亡につながりかねない病気の一つです。
*嚥下機能障害
以下の項目に当てはまる場合嚥下機能障害の可能性があります。
- むせる
- 食後に咳がでる。
- 胸につかえる。
- 食事が疲れる。
- 食べるのに時間がかかる。
- 食べる量が減った。
- 発音がゴロゴロしている。
舌や口腔周囲筋の運動により唾液の分泌を促します。舌がよく動くようになりそしゃく・嚥下・発音などの機能の衰えを防ぐことができます。
また、脳への適度な刺激でお顔の表情も豊かになります。
口腔保湿剤の仕様により口腔内を保湿します。
1口20回噛むようにし自分の唾液で飲み込みましょう。
早食いや飲み物にたよらないようにしましょう。
セルフケア・プロフェッショナルケアを行うことで口腔内の細菌数が減少し誤嚥の予防につながります。
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