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よくかむ習慣が発育を促します(乳幼児期):コラム/ますち歯科診療室 MASUCHI DENTAL CLINIC

よくかむ習慣が発育を促します(乳幼児期)

よくかむ習慣をつけましょう

毎日の食生活において「よくかむ」「上手にのみこむ」ことを意識しましょう。

よくかむことによって

1.骨が成長します

かむことによって顎の骨(特に上顎)に力が加わり十分な発達が促されます。

*上顎の骨が充分に発達しないと気道が狭くなります。
 効率の良い呼吸が充分に行われないとお子様の発達・発育に影響します。

2.脳機能が活性化します。

よくかむ刺激で脳の機能(記憶力・集中力など)を高めます。
(神経伝達の刺激と筋肉の活動による脳血流の増加)

3.良い顔になります

よくかむことでお顔の筋肉が発達し表情豊かな良い顔になります。

4.むし歯を予防します

よくかむことで唾液が充分に分泌されむし歯や歯肉炎を予防します(唾液の抗菌、再石灰化作用)。

工夫しましょう

前歯でかみきり奥歯ですりつぶして食べましょう

食材は大きく切る、柔らかくしすぎない
するめ、とうもろこしなどかぶりついて噛みちぎる

水分にたよらない

水やお茶などの飲み物は食事の最初か最後に採るようにし、流し食べをしないようにしましょう。
(自分の唾液を十分出して飲み込む力)

食材を組み合わせましょう

納豆にちりめんじゃこやたくあんを細かく刻んで加える
サラダにエンドウ豆やナッツを加える
サンドイッチはパン耳を残す


指しゃぶりは様子をみましょう

上顎を広げることも期待されるため3才くらいまではあまり心配しなくてもよいでしょう。

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